今回は、今月正社員登用が決まったばかりの和田さんをご紹介!
当社で一番新しい幅はぎ装置のオペレーターとしてデビューしたばかりです。
集成材部には明るく元気な女性たちが増えてきました。おそろいのWoodist-Girlポロシャツを作ったりして、当社の確実な戦力になってくれています。
■名前:和田 美代子
(ワダ ミヨコ)
■あだな:和田ちゃん
■部署:集成材部
■仕事:幅はぎオペレーター
「一緒に色塗りする?」
知人のこの一言が、山佐木材に入社するきっかけとなった。
「柱 = 一本の木」というイメージを大きく覆した「集成材」。
真夏の屋内、汗がしたたる。木と木を貼り合せ、無心でカケヤを振り下ろす男性諸君の姿は勇ましく見えた。
天を見上げれば湾曲した柱が雄大に建物を支えていた。
この会社で造られている物は「木以上の木」なのでは・・と感じさせられた。
新事業として立ち上げられた幅はぎ作業棟。担当者はこの私であると聞かされた時は寝耳に水だった。機械搬入から一日一日と過ぎ、果たして自分で大丈夫なんだろうか。不安とプレッシャーに押し潰され、今にも倒れそうな私を柱や梁となり支えてくれる社員とリーダーに感謝している。
いつの日も「木っていいよね」。そう言われる物づくりを製造チームの一員として、例の男性諸君と造っていきたいと思っている。
■我が社の貴重な人材獲得
職場の一角に、明るい元気な女性グループがいます。そこを通りかかるととても元気に挨拶してくれます。口コミで集まってくれた人たちで、注文を受けた仕事の量や、本人たちの家庭の都合をそれぞれが調整し合って仕事に支障が出ないよう取り組んでいる自治的な職能集団です。仕事は主にシンケンさんの外壁向けスギ板材の塗装です。
その中からラインの中に主任として入ってくれる人が現れました。それが今回の主人公である和田さんです。これを私は画期的なことであり、これから我が社の貴重な人材獲得の場と思っています。そのためには子供たちを責任を持って預かる施設を作る、もしくはどこか信頼の置けるところと組むか、何らかの対策を取りたい、そう思わせてくれた人材の登場です。(佐々木社長)
■CLT生産の主役は女性陣をめざして!
休日に工場の花壇の手入れをしている和田さんの姿を見ました。
これまで手つかずだった花壇がよみがえりました。「ありがとう!」
男社会の工場ですが、女性だからこそ変えられるところがたくさんあります。
腕力や体力にまかせての仕事は変えていかなければならない。
女性ならではの視点や感性で存分に力を発揮してほしいと思います。(村田部長)
■分からないからこそ出来ることがある
和田さんは塗装部の方の紹介で入社し、初めは塗装をしていました。
次にムラ取りではじかれた曲がり材を1mにカットし、プレーナーがけをする作業につき、今回新しく導入した幅はぎ装置のオペレーターとして付くことになりました。立ち上げに際し、機械については全くの素人、分からないからこその要求をメーカーの方にしていました。(太平さんご苦労をお掛けしています)
機械を操作する姿、板を持つ姿はたくましく見えますが、花を植える姿や、細かな気くばり、気持ち良いあいさつをしてくれる、すてきな女性です。(下村リーダー)
■集成材部待望の女性正社員第一号 おめでとうございます
いつも笑顔でその場の空気を和ませてくれる癒し系?だけど男勝りの頑張り屋さんです。男メインの工場内の機械オペレーターの仕事も、臆することなく積極的にこなし、今では集成材チームには欠かせない存在となっています。
今年の秋から稼働を始めた幅はぎ装置のオペレーター業務を担当し、今後期待されているCLT事業の要になってくれることを期待しています。頑張れ和田ちゃん。(西牧リーダー)