10月11日(金)、福岡大学(福岡市城南区七隈)にて「超高層ビルに木材を使用する研究会」の設立総会ならびに記念講演会が開催されました。
この研究会は、名前の通り、オフィス等の非住宅、中・大規模(特に超高層)建物に、できるだけ多くの木材を使用しようとするものです。
当社は、法人会員かつ事務局として、社長以下7名が参加しました。
13時30分からの設立総会には、全国から多くの会員の方々が集まりました。
会員は九州の方が多いですが、富山、東京、千葉、岐阜、静岡、大阪、兵庫、山口、高知からも来ていただき、事務局としても、直接ご挨拶できて大変嬉しかったです。
初代会長には、設立発起人代表の稲田達夫氏(福岡大学工学部教授)が選任され、その他理事、役員、会則、事業内容、予算等が承認され、研究会としての形が整いました。
詳しくは研究会のホームページをご参照ください。
14時からの記念講演会では、稲田達夫氏、塩屋晋一氏(鹿児島大学大学院理工学研究科教授)、田村和夫氏(千葉工業大学工学部教授)3名の先生による基調講演が行われたあと、大分大学工学部教授の井上正文氏と当社の村田製造部長が加わって、5名によるパネルディスカッションが行われました。
稲田氏からは、超高層オフィスの床を木質化することができれば、国産木材の需要拡大ならびにCO2排出削減、長周期地振動対策に有効であること等が説明されました。
「異なる専門分野を持った人々が集い、知恵を出し合うことで、建築の分野に新しい手法をもたらしたい」という当初の思いの通り、大学はじめ各方面の研究者、大手ゼネコン、設計士、メーカー、公的研究機関、行政等から参加いただくことになりました。
今後の展開が非常に楽しみです。
総務経理部 佐々木(真)
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タナカアキラ (日曜日, 01 9月 2024 21:04)
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