10月24日(木)、「CLTフォーラム2013」にスタッフとして参加しました。
◆日時:10月24日(木)13時~17時10分(その後懇親会19時30分まで)
◆会場:東京大学農学部 弥生講堂一条ホール
◆主催:日本CLT協会
◆後援:公益社団法人日本木材加工技術協会、木質構造研究会
(平成25年度 林野庁地域材供給倍増事業のうち木材産業等関連支援事業)
当日、東京は台風27、28号の営業で雨模様でしたが、銀杏の大木に囲まれた弥生講堂は、落ち着いた表情を見せていました。
この建物は構造体のカラマツ集成材をはじめ、内装、テーブルや腰掛にいたるまで、様々な木質材料が使用されています。
300人対応のホールですが、参加申し込みは約250人ということで、プレス席、スタッフ席を合わせると、ほぼ満席でした。
第1部は、オーストリアのグラーツ工科大学ゲルハルト・シックホッファー教授を講師にお迎えし、『CLT ヨーロッパにおける経験』と題してご講演をいただきました。
ご自身が関わってこられたCLTの発想から開発の概要。木質材料としての強度の優位性、CLTを利用した建築物の設計に関する留意点など多岐にわたりました。
(講演の詳細資料はCLT協会ホームページからダウンロードできます)
第2部は、パネルディスカッション。東京大学の有馬孝禮名誉教授をコーディネーターに、5人のパネリスト(※)により『日本型CLTの将来』というテーマで、それぞれの立場から、貴重な興味深い意見をお聞きすることが出来ました。また聴講者の方からの質疑も多く出され、CLTに対する関心の高さがうかがえました。
(※法政大学網野教授、ベターリビングつくば岡部総括試験研究役、工学院大学河合教授、日本CLT協会中島会長、ゲルハルト・シックホッファー教授)
その後、同会場エントランスホールに場所を移して、懇親会が開催されました。講師、パネリストの先生方、聴講の方々あわせて60名を超え、とても賑やかなパーティーとなりました。
(総務経理部 前田和浩)
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