演歌になった木橋 ~金峰2000年橋~

橋の名が演歌になったのは、東京の「アメリカ橋」、長崎の「思案橋」など、よく耳にしますが、当社で施工した平成の名木橋「金峰2000年橋」(鹿児島県南さつま市金峰町)も演歌になり、2011年にリリースされました。

「二千年橋、夢あかり」

作詞・作曲・編曲 ムラカミ芳樹  歌 木佐貫泰子

一、まつり囃子の笛の音が あの丘超えて流れます

  たそがれ染まる風の町 黄金の波が揺れてます

  ああ、ふるさとに 灯がともる

  二千年橋竹灯篭よ 君に届けよ 夢あかり

二、省略

三、省略

(CDについては090-7451-5879木佐貫さんまでお問い合わせください)

音楽祭で披露された「二千年橋、夢あかり」。歌うのは木佐貫泰子さん
音楽祭で披露された「二千年橋、夢あかり」。歌うのは木佐貫泰子さん

その「金峰2000年橋竹とうろう&音楽祭」が、11月2日~3日に開催されました。

今年は第6回で、当初は2000個の竹灯ろうで始まりましたが、今年は南さつま市内の幼稚園・保育園・小学校の子供たちもペットボトルを利用して灯ろう作りに参加し、その総数は5000個になりました。

橋の上に竹灯ろうが並べられました
橋の上に竹灯ろうが並べられました
子供たちが作ったペットボトル灯ろう
子供たちが作ったペットボトル灯ろう

今年のテーマは歌詞にもある『夢』で、2日にはスタッフの皆さんが雨の中、懸命にロウソクを点け、夢灯ろうを浮かび上がらせました。

あいにくの雨でしたが、きれいに灯りました
あいにくの雨でしたが、きれいに灯りました

金峰2000年橋は「ふるさと林道金峰山線」の起点にあり、上路式アーチ橋42mでは日本一の木橋です。

木橋を渡ると道路をまたぐように大鳥居が霊山金峰山の入り口にそびえています。この大鳥居も当社の集成材を利用した木製のもので、集成材を利用した鳥居ということでは日本で初めてなのではないかと思います。


完成当時の写真は社内報「やまさ」2000年7月号の表紙になりました。奥の大鳥居は集成材による木製
完成当時の写真は社内報「やまさ」2000年7月号の表紙になりました。奥の大鳥居は集成材による木製

南さつま市のサンドクラフトは今でこそ全国的に有名になりましたが、地域おこしとして始まった金峰2000年橋竹灯ろうも、ますます盛況になり持続していくことを祈念します。

木橋があったから竹灯ろうも光り輝き夢あかりになりますように。

(専務取締役 神田 稔)

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コメント: 1
  • #1

    たけとうろう実行委員会蓑茂 (木曜日, 07 11月 2013 09:21)

    今回お越しいただきありがとうございました。十分なおもてなしできなかった事お詫び申し上げます。またせっかくお越しいただいたのに2日とも雨という結果で実行委員会としても残念でなりませんでした。またお越しの場合は完全なたけとうろうの魅力をお見せできるよう頑張っていきます。今後も「やまさ」さんの作ったこの素晴らしい2000年橋をなんとか県下の皆様に発信していきたいと思っています。ご協力の程よろしくお願い致します。