埼玉県草加市の(一社)建材試験センター中央試験所にて、CLT床2時間耐火の上面加熱試験を行っています。12/7は9:00から試験体設置に立ち合い、12/8は8:00から加熱試験を開始します。
私は中央試験所は今回が初めての訪問なのですが、西日本試験所に比べると炉の数が多く、規模が大きいです。
弊社の試験以外にも柱や壁等の加熱試験が数件行われています。それらの試験にも興味がありますが、他社の開発事業であるため、そこは覗いてはいけませんね。
塩﨑常務は10年以上前からこの試験所にも出入りして開発プロジェクトを行っていたため、思い出話も聞けました。何を質問しても答えが返ってくるのは、このような経験の積み重ねなんだなと改めて実感しました。
試験体の仕様決定や試験体製作はもちろん、性能評価の申請・申請図書の作成等、非常に多くの方々のご協力があってこのように試験を実施することができています。改めて感謝いたします。
あとは2時間の加熱に変色がないように耐えて、無事に合格することを願うのみです。結果は後日お伝えいたします。
また、私個人としては、性能評価関係は、まず県職員では経験できない仕事です。『〇〇が〇時間耐火で大臣認定取得』という記事をよく木材新聞などで目にしますが、その取得には構想、仕様決め、要素試験、予備試験、本試験と多くのハードルがあることを身をもって知ることができ、非常に良い経験をさせてもらっています。このプロジェクトの一部を担当させてもらえていることに感謝です。 (西胤)
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