12月25日に鹿児島県工業技術センターにてCLTの各種強度試験を行ってきました。
大まかに2種類の試験を実施しました。
①某所からの依頼を受けて、ヒノキとスギのハイブリッドCLTを試作し、せん断、曲げ、座屈試験
②鹿児島大学工学部塩屋教授のご協力をいただきCLTの鉄筋引き抜き試験
詳細な試験データの取りまとめこれからなのですが、鉄筋の引き抜き試験では、木材の繊維方向と垂直方向に挿入した場合は、約200KNで鉄筋のほうが破断しました。
鉄筋が破断する際は非常に大きい音が出るため、迫力がある試験でした。
また、ヒノキとのハイブリッドは強度もあり、意匠的にも優れており、JAS等のハードルを越えていけば大いに可能性があるように感じました。
試験の結果データをまとめるのと同時に今月はCLT関連試験が目白押しです。(詳細は塩﨑常務のメルマガCLTコーナーで)
個人的には耐火、せん断、歩行、遮音、施工性の実績を3月中にまとめる作業があるため、各所と連携し試験後の結果をスピード感を持ってまとめていかねばという感じです!
(西胤)
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鹿児島県木材協同組合連合会 三窪 (金曜日, 15 1月 2016 17:35)
鉄筋が破断したということは、スギ・ヒノキのハイブリッドの強さのせいですか?それとも接着剤との順応性の問題ですか。いずれにしても強度がありそうですね!
今年もよろしくお願いします。
Landon Drewes (水曜日, 01 2月 2017 02:28)
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