早いもので、最後のにしつぐ日記になってしまいました。
1年間大分県から派遣研修として山佐木材で一緒に仕事をさせていただき、あっという間に1年が過ぎました。
研修を受け入れていただいた山佐木材の皆様には感謝の気持ちしかありません。また、CLT関連の事業を実施していく中で、県庁での仕事では出会うことのない多くの方々と一緒に仕事する機会がありました。
直接挨拶できなかった方が多かったので、この場を借りて、1年間関わったすべての方々に御礼申し上げます。
振り返ってみると、昨年4月1日に山佐に来たときはCLTについての知識はほとんどなく、我ながらよく予習もせずに来たものだな~と思います。。。
仕事面では技術本部係長という役職をいただき、平成27年度に山佐木材が行ったCLT関連の開発事業のほぼすべてに何らかの形で関わることができました。CLTに関して広範囲に実践的に学ぶことができ、このようなポジションを用意していただいたことにも感謝です。
また、1年間限定ですが係長ということで初めて役職に“長”がついてことも密かな喜びでした。
1年間と言うのは想像より短く、2、3月は自らの担当業務を優先し、いくつか業務をこなせず断ったり、後手に回り迷惑をかけてしまうこともありました。
1年間の思い出を個人名を挙げながら書き出すときりがないので一言で言うと仕事もプライベートもあっという間で最高な1年間でした!!そして、何よりもCLTに限らず、木構造建築について学び、今後も学び続けて行こうと決意しました。
このような経験を生かし、来年度はもっとスマートに深く研修ができるのですが、やはりそれは無理な話です。いくつか(いくつも?)悔いは残っていますが、これらの悔いを今後の仕事の原動力に変えて、働いていこうと思います。
山佐での生活の最終週は色んな部署で送別会をしていただき、最後の肝付を満喫することができました。
大分に出発する3月31日はほぼ満開の桜を散らすような雨模様でした。
お見送りしていただき、最後の挨拶の時は、一瞬泣きそうになりましたが、空が代わりに泣いてくれたようでした。
4月からは大分県日田市にある西部振興局というところで仕事をしていますので、大分にお越しの際は是非お声かけください。それでは、またどこかで。
(西胤)
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