1月のブログにどこのどなたか存じませんが、「M田よ。ベトナムかタイをぶらりせよ!」とのコメントをいただきました。貴重なご助言をありがとうございます。M田は今年もちまちまとこのあたりをぶらついていこうと思います。でも、いつかは・・・
さて、はやくも立春を迎えました。が、月の名はきさらぎ。寒さはこの2月がピークになり、巷ではインフルエンザが流行しています。こんなときは人ごみをさけ、春の初物でも探してみましょうか。とりあえず、人っ子ひとりいない山の中へ。
家人を誘うも寒いから嫌だと断られ、ひとりドライブすること20分。川上地区を過ぎ二股キャンプ場近くへ行ってみました。ここは標高400m、低地と比べるとかなりの冷え込みようです。春の初物を探すにはもっと暖かいところを選ぶべきだったと後悔しながらも水辺に向かいました。ここはネコヤナギの群生がみられるところです。
近づいて見るとぽつぽつとわずかですが、赤い角をはじいて白銀色の花穂が顔を覗かせていました。柔らかい産毛が春のあたたかさを予感させるような気がします。あと十日もすると一面眩しいほどになることでしょう。
肝付町は海沿いの土地柄かツワブキが多く見られますが、山寄りの水辺近くには蕗も生えているところがあります。はつはるといえば、山菜、ふきのとう。この辺りの自生地を目を凝らして探してみることに。天ぷらにして・・・あの独特の苦味がたまらないんだよなぁ。
なんとか、親株の枯れ葉のかげに隠れるように顔を出した小さなふきのとうをひとつ見つけました。朝夕はまだ凍るような土のうえに萌黄色の花芽がきれいです。しばらくして春めいてきたら、もう少し大きめのやつがぽこぽこと出てくるはずです。天ぷらはそのときを待っていただくことにいたしましょう。
いやはや、寒い寒いと言いながらも、春の確かな訪れを感じることができました。
(春の食はどうするM田)
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もりやま (木曜日, 16 2月 2017 09:52)
いいですねー ふきのとう 子供の頃見た風景を頼りに去年ようやく自生地を探し当て味噌、てんぷら
で大満足でした。
先日のこと、場所は確認済みワクワク気分で現地直行すると既に先客あり、あたり一面踏みつぶされたふきのとうがもう来て欲しくないと言いいたそうでした。
自生地を見つけるコツなどあれば教えていただければ有難いのですが?