下地島空港旅客ターミナル 天井材としてCLT採択
宮古島市の下地島空港活性化対策について、沖縄県の公募に際して三菱地所の提案が採択された。沖縄県との間で基本合意書が締結され、三菱地所はここに旅客ターミナルを建設することになった。自然景観を活かし、環境の観点から木造が選択され、天井材としてCLTが決まった。光栄にも当社が材料製作、加工・架設をお引き受けすることになった。
(下地島空港完成予想図)
起工式に出席
10月11日朝、私、榎原専務、村田部長、小城リーダー4名、伊良部大橋を経由し、建設予定地に設えられた会場テントに到着。元請け会社の国場・大米JVさんの隣に私たち4名の席が設けられ、名前も掲示されていた。
地元の方は、かりゆし姿ながら、外は皆スーツ姿で強烈な日差しと猛烈な暑さで、昨夜重ねた泡盛ロックが効いて式の間はもうろう状態、何とか玉串だけは作法通り奉納。式が終わって立ち上がったら、汗がスーツを通り抜けて椅子がびっしょり。
三菱地所谷澤専務様は施主挨拶の中で、宮古島のすばらしさに惚れ込んでいること、この自然環境を活かすことを願っていることなどを話される。その中で日建設計、元請け国場・大米JVへの感謝と今後の期待を述べられたのは当然ながら、CLTのこと、そして当社の名前も出して下さり、感激する。立派に仕上げてご厚志に応えようと深く期することだった。
(佐々木 幸久)