構造設計セミナー/木造編(基礎Ⅰ)を受講しました

 

 こんにちは。初めて投稿します山佐木材新入社員の中野です。

 平成30年7月23日から24日にかけて、一般財団法人日本建築センター主催のBCJ技術セミナー『構造設計シリーズ/木造編(基礎Ⅰコース)』に参加しました。

 

 この2日間のセミナーは毎年、木造の構造設計方法の理解と基本的実務の習得を目標に行われていて、構造設計を行う上で大事である手計算での壁量設計を学ぶために参加しました。

 

 私個人のことですが、東京に一人で行くのが初めてで、しかも入社して初めての出張であったので緊張していましたが、思っていたよりスムーズに行くことができました。

 また、東京の気温は鹿児島よりも高いと聞いていましたが、日焼け防止のために長袖で出発。

 失敗しました。暑すぎました。(結局、半そでで過ごしていたので日焼けしました。)

 

 

 このセミナーには30~40人の方が参加されており、その方たちの多くは、行政のお仕事をされている方々ということでした。

 1日目には、株式会社細田工務店執行役員 齋藤年男様の講義で、基準法の仕様にのっとった壁量計算、四分割法、N値法を主に行い、2日目に東京都市大学教授 大橋好光先生と斎藤様の2名の講義で、性能表示による壁量計算、存在床倍率の確認、横架材接合部の確認を行いました。午前中2時間半、午後3時間半、合計6時間の講義でした。

 

 講義は、基本的にはテキストに沿って講師の方々が解説をして、実際の建物を想定した演習を解いてみる、という形でした。講義を聞くだけでなく、演習まで行うことでより理解が深まりました。

 

 

 計算式の成り立ちや、実際に構造設計を行うときに気を付けておくべきことなど、テキストには書いていないことまで解説してくださり、内容が頭に入りやすかったです。構造設計の基礎の基礎を学べた、良い機会になりました。

 

 また、このセミナーの許容応力度設計編にも参加する予定ですので、今回のセミナーで学んだことを復習しつつ、許容応力度設計の勉強も進めていきたいと思います。

(建設部 中野)