現地時間平成31年2月3日(日) 6:30 朝食
日本時間2月3日(日)18:30
ウェッデル湾内を通過
氷山の上にもたくさんのペンギン 赤いのはペンギンの糞
ポーレット島 Paulet Island
一連のエクスペディションの中でもこの島が最大のペンギン棲息数で、アデリーペンギンその数なんと40万羽とも50万羽とも言われる。
例によって出発を前にして
平面も斜面も見渡す限りのアデリーペンギン
Suicaのモデルのペンギンは、このアデリーペンギンだということである。
もうすぐ巣立ちするヒナ
体の大きさはほとんど親並みに
ヒナの名残の頭の毛が何かおかしい
どこかの探検隊が作った小屋がけの遺構
ペンギンさんたちのお気に入りの場所のようだ
斜面にもぎっしり。よく毎日何度もここへ登れるよなあ。
この島ともお別れです
ブラウン ブラフ Brown Bluff ※bluff 絶壁
文字通り最後のエクスペディション、南極半島の最東端である。
天気が良く、絶好のお出かけ日和
ペンギンのヒナたちが一斉に泳ぎ初め(およぎぞめ)、水錬の模様
浅瀬でバシャバシャと
まだ産毛が残っている。本格的な巣立ちはこれが完全に生えかわってから。
最後のエクスペディションに対し船からシャンパンのグラスが届く。
ゾディアック(ゴムボート)で、各チームにずっと配って回る。なかなかな手間だっただろう。
17時半 抜錨 再びウェッデル湾の端を通り、南極海峡を抜け、ドレーク海峡を経由、ウシュアイアにひたすら向かうことになる。
ウェッデル湾は大量の氷、氷山で船は右に左に、場合によっては停船、逆進しながら氷山をよけつつ進む。
30~40分かけて氷山群を抜けて、ようやく普通の航行が再開される。このクルーズももうあと二日間である。先月5月号で予告したように、来月7月号では、プロカメラマン(多分動物学者)の写真を多数紹介する。
(佐々木 幸久)