これまでの台湾レポートで建物の写真を何枚か掲載しましたが、木造の建物がほどんど無かったことにお気づきでしょうか。
地震や台風が多く、特に人口が集中している台北では、鉄筋コンクリート造のマンションやビルが主であり、木造建築は日本統治時代の旧跡、寺院など古い建物以外にはほとんど見ることはありません。
しかし近年、自然公園などの整備が進み、そこに新しく木造建築が取り入れられ始めています。
最終日の夜に「夜市」を見に行きました。
台湾の人々にとって夜市(ナイトマーケット)はとても重要な文化のようで、外国人にこれを案内せずに帰すわけにはいかないという気持ちを感じます。
夜市は台湾の各地の主要都市に存在するようです。
露店が並んでいて妙に活気があります。
売られている物は食品だけではありません。
鮮魚なんかも売っています。
台湾にもイサキがいるようです。
右にはバイ貝のような貝も見えます。
夜市は深夜二時まで開かれているそうです。
最後に台湾(今回行ったのは台北だけ)の印象ですが、とても居心地の良いところだと感じました。人々の多くは驚くほど親切でした。
そこまでしてくれちゃうの?と思うことが何度かありました。
ちなみに今回お世話になった台湾の方々は皆、台南在住だそうで「台南はもっと良いよ!」と言っていました。
(建設部 小松)
仕事以外のことをずっとレポートしていたら、一部で台湾に遊びに行ったんじゃないか疑惑が出ているようですが、そんなことはありませんので!(キッパリ)
さて、台湾での仕事が無事終了し、どこか行ってみようということで、近場の港町である「基隆市(キールン)」を見に行こうと電車に乗りました。
車窓からのごちゃごちゃとした風景が魅力的に映りましたが、写真だと微妙でしょうか。都市部は日本とそんなに変わらない印象でしたが・・・
基隆市に到着。
雰囲気が台北と違います。結構大きな町です。
よく分かりませんがここも有名な観光地のようです。
もっとこう人々の雰囲気などが分かる写真が取れれば良いのですが、なかなか人にカメラを向ける度胸がありません・・
ところどころレンガが露出している建物を見掛けました。
鉄骨などは入っているのでしょうか。中までレンガなのでしょうか。
台湾最終日は夜市に行きました。
そのあたりは次回書きたいと思います。
(もう一回続きます)
ホテルの朝食で良く見るこの「肉松」(肉鬆)というデンブのような食べ物は、豚肉なのにケーキの中に入っていたりするので、なかなか受け入れ難かったのですが、お粥に色々な薬味と一緒にのせて食べると美味しかったです。
台湾で外食を探すと、酒類を置いていない店が多いことに気がつきます。
日本人なら「取りあえずビール!」と言いたい人が多いと思いますが、店に入るまで大概分かりません。
ただしほとんどの店が持ち込みはOKのようです。(ちゃんと確認したわけではありません)
なので、酒を飲みたい面々は、パブっぽい店を探して入ります。台北は都会なので、なかなか洒落たものが出てくる店も多いようです。
ビールを選ぶように言われますが、何がどれだかよく分かりません。こういう店には外国人客が多く集まっていました。
(あと1~2回続くかも?)
現在、台湾での実験に参加している工務チームのK松さんより、メールで現地の様子が届きました。
ホテルの窓からの風景です。こちらに来てから毎日弱めの雨です。
研究所とホテルを行き来する以外、食事を除けばどこも見に行けておりません。(日曜も作業でしたので。)
こちらの街の造りで特徴的なところは建物が歩道にオーバーハングしているコリドーという形態の建築様式だと思います。雨が多いからでしょうか。
構造的にはどちらかといえば不利のようですが、見た感じの雰囲気は良いです。
平日の昼食は研究所の近くの台湾大学の学食を利用しています。豚の角煮は日本のものとさほど変わらず美味しいです。もっと食事全般が肉だらけで脂っこいイメージでしたが、ここはそうでもないです。
夕食のレストランを探しているところです。
台湾は店がけっこう早く閉まります。作業が夜8時過ぎまでかかるのでなかなか入れる店がありません。
ミャンマー料理の店に入りました。
魚がどう見てもバラマンディなので調べると生息しているし養殖もされているようです。中国語で金目鱸(ジンムールー)と言うそうです。
(バラマンディはオーストラリア辺りの釣りで人気のスズキやアカメのような魚)
この店は当たりでした。パクチーはカメムシのようなにおいと言う意見もありますが、けっこう癖になります。スパイシーではあっても辛過ぎはしない、という感じです。
食事は酸っぱいかスパイシーなものを選ぶのと失敗が少ないような気がします。
台湾はバイクが多いと言われますが、台北は交通規制が厳しいらしく、思っていたほどではありません。台南はもっと凄いらしいです。
(続くかも?)