平成27年4月24日(金)10時から、「株式会社さつまファインウッド かごしま材JAS製品流通加工センター」の竣工式が行われ、山佐木材からは佐々木社長、榎原専務、小森リーダー、山田さんと私が参加しました。
さつまファインウッドと山佐木材の関係は原板供給、事務所や加工棟等の建屋の建設、また株主でもあるなど、非常に深いものがあります。
工場の印象としては、綺麗で広く動きやすいです!
完成したばかりなので、綺麗なのは当然なのですが、44,338㎡の広々とした敷地があり、大量の原板の天然乾燥も十分に行え、製品の安定供給は問題なく行うことができると感じました。また、工場内の動線は分かりやすくシンプルで無駄がなく、いかにして生産コストを抑えて品質の良い製品を生産するかが考えられていました。
現在、国内で建設されるツーバイフォー住宅に使用される部材のほとんどは、海外からの輸入材をしているのが現状です。さつまファインウッドには、新たな分野での国産材の利用拡大に大いに期待できると感じました。
(派遣研修中 西胤)
8月31日(土)、肝付町に新しくグループホーム「ありがとう」が誕生しました。
高山胃腸科外科の南曲(みなみまがり)院長が初めて取り組まれる福祉施設です。
8月29日(木)に行われた「ありがとう」の開設祝いに、当社社長夫妻がご招待を受けました。遅くなりましたが、そのときに南曲院長がおっしゃった言葉を抜粋してご紹介いたします。
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このグループホーム建設におきまして、昨年5月肝付町役場の許可をいただいて、まず取りかかったのが建設用地探しでした。今日立派な建物が完成したこの現場を見て、まず感謝を申し上げたいのが、私の高校の先輩でもある山佐木材(株)の佐々木幸久・佐和子社長ご夫妻です。
見学に来られた方々が皆異口同音に言われるのが、この施設のロケーションです。まるでグランドやプール、体育館などは私が作ったのではないか?と。遥かに望む国見の山々の雄大な自然の姿も作って作れるものではありません。こんな素敵な土地を私にご提供いただいた佐々木先輩には感謝の気持ちでいっぱいです。(以下略)
「ありがとう」という名前は、2年前に亡くなられた院長先生のお義母様の口癖”ありがとう”から名付けられたとのこと。「ありがとう」と笑顔があふれる素敵な施設になりそうです。
8月31日(土)、肝付町文化センターにて和太鼓集団「TAO」(タオ)の舞台公演があったので観にいきました。
TAOといえば、2009年4月、阿蘇くじゅう国立公園(大分県竹田市久住町)に完成した稽古場、通称「赤兜」(あかかぶと)!
当社は、この稽古場兼野外ステージの木工事を担当させていただきました。
TAOの舞台は、予想をはるかに超えて格好良く、演奏も演出も衣装も素晴らしくて、会場に来ていた人たちは、あまりのことに(多分)ほぼ全員が口を開けて観ていました。
終わった時には、割れんばかりの拍手と指笛と歓声が上がり、肝付町に一気にTAOファンが増えたと思われます。
私もいつか「赤兜ライブ」を観に行きたい!
7月26日、熊本県人吉市の球磨工業高校管理棟の完成見学会に行ってきました。こちらに伺ったのは3月17日現場見学会のとき以来。そのときはまだ当社のY田さんが現場に入って壁柱の建て込みの真っ最中でした。
今回は前回よりも多い約200名が参加したらしいです。建築関係者をはじめ大学生らしき若者もたくさん来ていました。
見学会では、高橋寛先生・高橋晶子先生(ワークステーション)、森部康司先生(昭和女子大学)など、今回の設計・構造を担当された先生方からの説明を受けて、建物内を見学することができました。贅沢!
新管理棟は1階に図書室、事務室、校長室、2階に職員室、会議室等が入っていますが、見学者の注目を集めたのは、やはり図書室!天井が高く、やわらかく光が入るようになっています。なんとなく外国の教会みたい。こんなところで読書できる高校生がうらやましいかぎりです。
見学の最中、高橋寛先生が「こちらの壁柱を製造されたのは山佐木材さんです。この人が山佐木材の方です!」と紹介してくださり、にわかに見学者に取り囲まれるという一幕がありました(汗)
「ウッディストのたより」春季15号で現場をご紹介した「熊本県立球磨工業高校管理棟」、7/26に完成披露見学会だそうです。
一足先にK課長撮影の写真アップします。
「壁柱」かなりいい感じになってます!
実物を見たい方は見学会へ申し込みましょう!!→熊本県ホームページへ
宮崎の「にちなん保育園落成式」に山佐木材からM課長とKサブリーダーが参加させていただき、感謝状をいただきました。写真は感謝状を受け取るM課長。ものすごい姿勢が良くて、ちょっと笑ってしまいます。
にちなん保育園、木がふんだんでとても良い感じです。施工事例のページに掲載しましたので、こちらもご覧ください。
3月23日、種子島で唯一の精神科病院であるせいざん病院様の内覧会・落成式が国政・行政の方も多数ご出席され、盛大に執り行われました。この病院は平成23年度かごしま材利用推進事業を活用され、木造2階建の本館棟は、木材製品1,000m3を使用し、木材のCO2固定量567tという環境に配慮された建物となっています。木は病で苦しんでおられる患者さんに精神的な安定を与え、自己や対人関係を活性化する効果があるといわれています。
今回の木造施設がひとつのモデルとなり多くの木材が使われることを願っております。