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★【新シリーズ】CLT(Cross Laminated Timber)
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今、建材・建設業界のみならず行政、研究機関までが注目しているCLTについて、数回に渡りトピックス、製造社である当社のCLTに関しての情報、日本CLT協会の活動や技術検討(公開できる範囲において)などについてご紹介をしてみたいと思います。
『一般社団法人 日本CLT協会』活動スタート
CLTという材料は、約20年近く前に欧州で研究が始められ、現在では欧州はもちろんのこと北米を含め、台湾や中国までもの諸国においても木質構造の大きなウェーブとなっています。
我が国においても同様で、当社の佐々木社長、銘建工業(株)の中島社長と協同組合レングスの中西代表理事は、いち早く建築において優れ、かつ国産材利用拡大への有効な材料であることに着目し、各々調査研究活動を続けていましたが、平成24年1月三社協力のもと、CLTのJAS化、建築材料としての確立を目指し任意団体として日本CLT協会を設立しました。
その努力は、早くも平成26年1月にJAS(直交集成板の日本農林規格)施行という形となり、さらにCLTに興味を持った企業、行政及び研究団体の参画を得て、三社でスタートした任意の協会が、たった2年で約130社を有する一般社団法人へと移行した速さからしても、その注目度と期待が伺われます。
当社からも協会には、佐々木社長が理事、塩﨑と村田が事務局のお手伝いで参画させていただいています。
今後、われわれ協会会員一同、各界研究者の方々と協力して一日も早くCLTの利用が可能となるように頑張りたいと思います。
山佐木材株式会社 CLTのJAS認定を取得
JASの施行された1月以降、JAS工場認定を目指し、村田部長、桐野君を筆頭に製造部のみんなで頑張ってきた結果が6月30日に報われました。
その他詳細は、添付プレスリリースを参照願います。
次号では、我が国に先駆けて台湾に建設されたCLTによる5階建て事務所についてご紹介したいと思います。
常務取締役技術本部長 塩﨑 征男