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★【加工センター通信】工場内で見られる生き物たち(3)
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鹿児島も朝晩とだいぶ涼しくなり秋を感じさせてくれる気候になってきました。
また、今夏は雨の日が多い為、乾燥材を扱っている私どもにとっては作業がしづらく、急に土砂降りになる場合もあります。少しでも雲行きを把握しようと空を見上げるのも癖になってきました。
そんな時、たまには下でも見ようと辺りを見渡してみると・・・
1.名前 コガタノゲンゴロウ
2.特徴 前胸背板に黄色の縁取りがあり、体下面は黒褐色、体長は25㎜前後
3.生息 本州、四国、九州、南西・小笠原諸島、ため池・水田・水路・止水域等
4.性質 窮屈なところと寒いところは苦手
5.好物 小魚、オタマジャクシ、水生昆虫等
注意:絶滅危惧種Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)
※鳥取・愛媛県では採集禁止だそうです。
まさか工場内で発見した生き物が絶滅危惧種だとは思ってもみませんでした。 また、一部の県では絶滅したと考えられているところもあるようです。今回の記事で、私も自然や環境に対する配慮を考えさせられました。
協同組合きもつき木材高次加工センター 笹原
(写真撮影:中野)