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★【完成しました!】 鹿児島県立楠隼中高一貫教育校 様
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メルマガ9月号の現場日記でご紹介した物件が完成しました!
・工事名:楠隼中高一貫教育校寄宿舎新築工事
・工事場所:鹿児島県肝属郡肝付町前田地内
・発注者: 鹿児島県知事 伊藤祐一郎様
・設計・監理:一級建築士事務所 株式会社ア-キ・プラン様
・施工:(舎棟2) 中山・南JV様 木造2階建て 延床面積 1,645.20m2
(食堂棟) 株式会社上之段建設様 木造平屋建て 延床面積 771.00m2
(管理棟) 福元昭建設株式会社様 木造平屋建て 延床面積 602.87m2
鹿児島県立「楠隼中学校・高等学校」(中高一貫教育校)は、肝付町に今年の春開校予定の全寮制男子校です。校舎と体育館は現高山高校のものを改修して使いますが、生徒たちの生活を支える寮が木造で新たに建設され、このたび完成しました。
「楠隼寮」(なんしゅんりょう)と名付けられた建物は、舎棟2棟、管理棟、食堂棟、浴室棟の5棟からなり、それぞれをメイン廊下が繋いでいます。
2015、2016年度の工事で舎棟は合計6棟になる計画で、完成すれば個室450室もの大きな学生寮になります。
建物は木造で、鹿児島県産の木材が構造材・内装材として多く使われています。
構造用大断面集成材をはじめ、舎棟の床材として国産集成材厚板パネル、構造用製材、羽柄材等、山佐木材の木材製品も数多くご利用いただきました。
480人を収容できるという食堂棟は、湾曲した集成材で支えられた大きな空間が目を引きます。
舎棟は二階建てで、生徒たちの個室、学習室、談話室などがあります。中庭を囲むように個室が配置されており、明るく温かい雰囲気です。
居室は一人ずつの個室になっています。親元を離れて暮らす子供たちが少しでも快適に過ごせるように配慮されています。
ここで6年間の共同生活を送りながら、学習に励む子供たちの姿が想像されます。
春の開校が私たちも楽しみです。