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★【完成しました!】
阿蘇草原保全活動センター「草原学習館」様
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メルマガ12月号の現場日記でご紹介した物件が完成しました!
・工事名:平成25年度阿蘇草原学習センタ-(仮称)新築工事
・工事場所:熊本県阿蘇市小里656番6
・発注者:環境省 九州地方環境事務所様
・設 計:八千代エンジニアリング株式会社様
・総合施工:株式会社 緒方建設様
・建て方工期:平成26年9月8日~平成26年9月25日
・建物構造:木造
・建築面積:806.28m2
・延床面積:684.37m2
・建物用途:博物館
阿蘇の観光スポットで有名な「はな阿蘇美」の東側に、地域の人々が待ち望んだ阿蘇草原保全活動センター「草原学習館」が完成致しました。
この阿蘇の草原は、昔からそこに住む人々が牛馬を飼い、草を利用するために手を加え、自然を維持してきました。阿蘇にしかない素晴らしい景観と草原特有の多様な生態系や、草原を利用、維持していくための固有の文化が育まれています。
草原学習館は、この阿蘇の草原を維持する活動を活発化し、草原環境の保全・再生に関わる人々が、仕組みや成り立ちを学ぶ情報発信の場として期待されています。
建物は木の接合部にホ-ムコネクタ-(エポキシ系接着剤)を使用した接合、壁には WOOD. ALC(厚板パネル)を使用し、木の暖かみあふれる空間になりました。
内部は採光に配慮し、木材を多用したことで、健康的で活動しやすいスペースを確保。木材が奏でるこの空間は、これからも豊かな時間を子供達や地域の人々に提供してくれることでしょう。
■ WOOD. ALC(=Wood. Attain Low Carbon Society)
杉材を製材、乾燥、接着した集成材で、その形状は、厚さ120mm、幅450mm、長さ3~4mの厚板パネルです。
平成23年9月21日準耐火構造の大臣認定を取得しました。
(国住指第1392号 QF060NE-0028 木製集成版外壁)
木材の厚板パネル(t=120)
WOOD. ALC 120を用い、外壁においてALCと同様の使用が可能となります。
防火地域規制や用途により、その規模の大小はありますが、木造3階建て3,000m2までの建築が可能となりました。
(WOOD. ALC協会 ホームページより)