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★【現場日記】荒尾・南関地区新設高校工芸実習棟新築工事
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・工事場所:熊本県荒尾市荒尾
・発注者:熊本県知事 蒲島郁夫様
・設計・監理 :有限会社 倉田設計様
・総合施工 :株式会社 木村建設様
・全体工期:平成26年10月2日~平成27年3月20日
・建物構造:木造平屋
・建築面積:553.52m2
・延床面積:388.25m2
・建物用途:工芸実習棟
【現場担当者より】
今回の現場は熊本県の荒尾市に新設される学校の実習棟です。
建物の特徴として長材の棟木が登りの全ての材を受けるので、その重量を支えるためにタイロッドを使った工法でした。これは言葉では少し表現しづらいですが簡単に言うと弓を想像して貰えば分かりやすいかもしれません。
桁の下に束(鋼管)を1m間隔に建て、それにタイロッドをつないで締めていくことで桁をむくらせます、余り応力をかけすぎるとむくりをとる前に横へ材が曲がってしまう為仮組で水平までもって行き建て込む時点で再度応力をかけることで対処しました。作業の方は結構スム-ズにいき、無事建て方を完了することができました。
(建設部 加工建て方 宮内)