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★【はたらく機械シリーズ①】 ツインバンドソー
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山佐木材の製材工場で、最初に原木を挽くのが「ツインバンドソー」です。
twin(=対の)band saw(帯のこ)が意味する通り、左右に2台の帯のこがあり、中央の送材車にセットされた丸太を一度に左右両サイド製材を行い、左右対称の同じ厚みの製品を製材できます。
製材のサイズは2台の帯のこの間隔を調整することで、ミリ単位で設定することができます。
1カットでタイコ材(両サイドに原木の丸みが残っている状態:集成材のラミナ等の板挽き用製材)、2カットで柱・桁などの角材を生産します。
1日の生産量は長さ3m、直径20cm程度の丸太なら、1カットのタイコ材で1000本以上、2カットの柱挽きだと500本以上の生産が可能です。
製材したデータはコンピュータに保存され、生産管理に活用しています。
オペレータは、主に若い内田君とまじめな大津君が担当しています。
(製材部管理課長 延時)