━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★【番外編】CLT(Cross Laminated Timber)

     「大分市バス待合所が完成しました!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 平成27年3月20日に大分県初のCLTを使った公共建築物が完成しました。

建築場所は、大分市要町2672-7 防火地域です。大分駅北口(県庁側)出口を出て右手側の高速バス乗り場の一角にあります。

バス待合所の上屋で、壁と屋根にスギCLT210㎜厚(7層7プライ)を使用しています。

壁は塗装の表し、屋根にはガルバニウム鋼板仕上げです。


工事場所:大分市要町2672-7

設 計 :伊藤憲吾建築設計事務所様

建物構造:CLT工法

建築面積:4.76㎡(高さ:2.56m)

建物用途:バス待合所

 

 

建設中のCLTバス案内所。約3時間で建て方は終了しました。
建設中のCLTバス案内所。約3時間で建て方は終了しました。
建築士や建設会社等多くの方々が集まりました。CLTに対しての関心の高さを感じます。
建築士や建設会社等多くの方々が集まりました。CLTに対しての関心の高さを感じます。

場所はオープンしたばかりのJRおおいたシティのすぐ裏です。
場所はオープンしたばかりのJRおおいたシティのすぐ裏です。
CLTに関することや施工性の説明中。
CLTに関することや施工性の説明中。

トラブルなく無事に完成しました。後日撮影した写真では立派にバス停として役割を果たしていました。
トラブルなく無事に完成しました。後日撮影した写真では立派にバス停として役割を果たしていました。


建設中の3月20日には技術者育成のための研修として、現地施工見学会も行われ、参加者は30社、45名にものぼりました。

 大分県では平成27年3月10日に「大分県CLT等利用促進協議会」が設立され、今後ますますCLT利用に取り組まれることと思います。今回のバス待合所は規模こそ小さいものの、県民や業界に与える影響は大きいと感じます。ご尽力いただきました関係者の皆様に心より感謝いたします。

<次回こんなに早く第2号?>

CLT部長 村田 忠