━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★【加工センター通信】 災害ゼロを目指して
「油断は禁物!安全に絶対はない」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、「製造業の労働災害防止等に関する説明会」に出席してきました。
労働基準監督署のデータによると、
・26年度全国労働災害発生状況(休業4日以上の死傷者数)
全産業→117,233人 前年比+1,325人
製造業→27,015人 前年比+414人
・26年度県内労働災害発生状況
全業種死傷者数→1,729人 前年比-21人
全業種死亡者数→21人 前年比+9人
製造業死傷者数→351人 前年比-5人
製造業死亡者数→4人 前年比 +3人
県内では死傷者数は減少したものの、亡くなられた方が増えてしまったという非常に残念な数字がでている現状です。県内製造業の災害事例では、①挟まれる・巻き込まれ23%、②転倒21%、③墜落・転落14%、④切れ・こすれ12%という順位になっており、動力機械を停止させずにおこってしまった災害がもっとも多いようです。また、被災者年齢別では①50歳台29.7%、②60歳以上22.2%、③40歳台17.5%と40歳以上の方が7割を占めるというデータが出ているようです。
災害の恐ろしさを再認識するとともに、再度、安全活動の見直し・強化・徹底を図り、災害ゼロを目指して仕事に取り組んで参りたいと思います。
(協同組合きもつき木材高次加工センター 笹原)