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★【加工センター通信】 稲刈り
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度々仕事の内容とはそれますが、7月に紹介しました田植え分の稲刈りを行いましたのでご紹介します。
農機具による稲刈り方法としては、①コンバインハーベスターによる方法(1台で刈り取り・脱穀・選別を同時に行う)、②バインダーによる方法(稲刈りと結束のみ)があります。
玄米までのおおまかな流れとしては、①コンバイン使用→機械での乾燥→籾摺り、②バインダー使用→自然乾燥(掛け干し)→脱穀→籾摺り、となります。
費用や効率・水分含量などを考慮し主流になってきているのはコンバインによる方法ですが、私の身内では②のバインダーでの稲刈りを例年行っています。なんせ手間がかかるので人手がいないとかなりの労力を費やし、極度の筋肉痛が待ちかまえています。稲刈り未経験者の方も多いと思いますので事細かに流れを説明してみます。
まず、事前に掛け干し竿用の骨組みを運び込む
→バインダーが入れるよう田んぼの四隅を一部手刈りする
→2条刈りバインダーを駆使しひたすらに稲を刈る(早く刈り終えないと人手が遊ぶ)
→刈り終え結束された稲を直線的に寄せ通路を作る(掛け干し竿を立てる為)
→昼飯のカレーをおいしく食べる。あわよくばビールも飲みたい(田んぼで食べるのでおいしさ2倍)
→気合いを入れ直しエンジン穴掘り機をふかしながら通路に柱用の穴を掘る(結構大変)
→ブレがないようしっかりと掛け干し竿を組む(意外に難しい)
→少しだけ子供のカエル取りを手伝う
→全員総出で猫の手も借りながらひたすらに稲を竿に掛ける(刈り残しや結束不良をチェック)
→疲れを癒す為、温泉へ急ぐ。
以上が個人的な稲刈りスケジュールになります(笑)。
しかし、ここまでは乾燥の段階なので次工程の稲取り(脱穀)が待ちかまえています。
(協同組合きもつき木材高次加工センター S原)