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★【シリーズ】CLT(Cross Laminated Timber)(30)

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CLTの話の前に そして イタリアの思い出が霞む前に

今月号辺り M部長の出張報告が掲載されるのでしょうか?

私は先月に引き続き、仕事以外のイタリアのお話を・・・

 

まずは、食べ物 イタ飯!

やはり思い浮かべるのは、パスタ・ピサですよね。

2日目のお昼 ドライブインでの昼食には、定番パスタ類をいただきました。

 私はカルボナーラとリゾットの2種盛りを頼んだのですが、お店のおばさんがそうしたのか?案内してくれた会社の方が、イタリア語でそう言ったのかはわかりませんが(イタリア語全く判りません)出てきたのは、大皿に盛られたカルボナーラ・リゾット・マッケローニ(マカロニ)の3種盛り。いくらお腹が減っていたと言っても、完食にはかなり苦しい思いをしました。イタリアの人たちって こんなのを前菜で食べるのでしょうか?

 

 次は順序が逆ですが、フィレンツェに着いた夜に案内していただいた、イタリア家庭料理のお店です。

 右の皿 左手前が生ハム、右下がチーズというオードブルなのですが、赤丸のものはというとフランスパンに豚の脂のペーストのようなものをトッピングしたもの。私的には最初から手は出さず通訳さんも同様手を出さず。結局M田部長が、全てをやっつけてくれたのですが、その夜 M田部長はやはり合わなかったのか? 上へ下への七転八倒の苦しい目にあったそうです。やはり、直観というものは大事なんですね。(笑) 

 そして 左の皿は、パスタの代わりにパン(家庭料理だから 多分残ったフランスパンとか)をトマト味に絡めたもの。これは、何というか 歯ごたえが中途半端な感じでしたね。

 

 右の写真は、フィレンツェの観光スポットの1つヴェッキオ橋 耳が悪いのか、ヒアリングが悪いのか「別居橋」と聞こえたものなので、夫婦が一緒に渡ったら別居してしまうのかな~なんてオヤジギャグを言っていたら通訳さんには、うけたらしく大笑いをしていました。

 

奇跡の橋「ポンテ・ヴェッキオ」の持つ幾つもの魅力

https://www.abroad.net/europe/italy/florence/guide/02704.html


CLT設計施工マニュアル講習会の旅~!

笑ってこらえての感じで叫びたい位ですが・・

11月15日~12月6日にかけて全国を旅してきました。また来年も年明けから続くようですが、取りあえず今回の報告から。

 

 10月31日 東京 工学院大学において第1回が開催され「CLTを用いた建築物の設計施工マニュアル」が発刊されました。そのマニュアルの説明会として、

11月15日 大阪 ⇒ 11月22日 名古屋 ⇒11月24日 岡山※ ⇒ 11月25日 福岡 ⇒

11月28日 札幌 ちょっと空いて 12月6日 長崎※

※は、県側主催の講習会

に事務局の裏方と「第Ⅵ部 施工」の講師として回ってきたのですが、結局 21~30日は鹿児島に戻ることなく9泊連続の出張となってしまいました。

 以前に発刊された「CLT関連告示解説書」は、名の通り告示解説書だったのですが、

今回発刊された当マニュアルにおいては、特に設計の具体的な詳細内容が、多く盛り込まれており、参加された方の中には「余計に難しく 判らなくなった」という意見もありました。

 

 確かに材料が、直交層を含んでいるために複雑になってしまうかもしれませんが、CLTの材料の特徴(直交層・強軸・弱軸・その強度の違い)を理解出来れば、ルート1の構造設計は、すぐに皆さん対応できるのではないでしょうか?

 12月1日の情報では、以前ご紹介させていただいた、日本住宅・木材技術センター様にて認定金物として設定された「χマーク金物」についても2社の認定がなされたという情報もあり、ルート1に関しては金物も整備されたということになります。

 

ダウンロード
Xマーク表示金物のパンフレット.pdf
PDFファイル 3.0 MB
ダウンロード
Xマーク金物の認定工場.pdf
PDFファイル 113.8 KB

 

下の左が、福岡会場(槌本講師)、左が札幌会場(荒木講師)です。



九州においても、CLTパネル工法で建設されます。

 今年度はじめに制定された、CLTパネル工法の設計法 国交告第611号のルート1に基づく建物が、九州でも建設され見学会が予定されています。その見学会のご案内です。

ダウンロード
CLT建築物構造見学会.pdf
PDFファイル 293.4 KB

 2階建事務所として、福岡県筑紫郡那珂川町に建てられる「井上ビル」です。

 

 見学会は、平成28年12月20日ですが、既に定員に達していると福岡県のHPに記載されていました・・

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/cltkouzoukenngakukai.html 

鹿児島にもCLT!

 福岡に建設されるCLTパネル工法の建物の紹介をしましたが、現在設計中の物件ですが、鹿児島県にも ようやく、CLTパネル工法による本格的なCLT建築物が建設されます。

 今の予定でいけば、1月末か2月始めから建て方が開始されます。

 木造三階建の賃貸アパートです。建方見学会も鹿児島県において計画をされているようですので、詳しい事が判りましたら、またメルマガにてご紹介します。

 

常務取締役技術本部長 塩﨑 征男