これまでなぜか集成材部を指差さなかった二人。
二人に来て欲しい集成材部からは、「わざとじゃないのか?」「来たくないんじゃないか?」と言われていたのですが、シリーズ7回目にして、初めて集成材部「1号棟」を指差しました。
1号棟の縦継ぎ製造ライン主任、鹿児島弁を使いこなすマレーシア出身のシャハルさんが案内します。
シャハルさんに1号棟について教えていただきました。
1号棟では集成材部が作業をしており、集成材用のラミナを作っております。
グレーディングマシーン
ラミナの強度を計る機械
長さカット
割れ、腐れ、節がある場合や先端を揃えるために30㎜~50㎜カットします。
節があたるとフィンガージョイントに影響があるので節がないようにします。
分別棚
選別したラミナを保管する棚
フィンガージョイント
ラミナを指定された長さにつなぐ機械です
両端を加工します
接着剤を片面につけます
熱とプレスでつなぎます
指定の寸法で接着したラミナを削ります
集成材は、外側の層ほど強度の強いラミナを配置します。
1号棟ではラミナを加工するところを見ることができました。
フィンガージョイントができるところやジョイントを接着剤で付ける際に、
プレスして熱で固めるところも見ることができ、とても興味をもちました。
フィンガージョイントを初めて見ましたが、想像よりも細かくギザギザになっていて驚きました。
おもしろく教えていただきシャハルさん、ありがとうございました。
次回はどこを指差し、どこを探訪するのかお楽しみに!
(みすず&あかね)
(おまけ)
社員の似顔絵を試みたみすずちゃん。
本人は大真面目に山佐木材の社員を描いていますが・・・かなりの難問です。