今回は地図上にはありませんが、SAMURAI集成材による試作棟を指さしました。
SAMURAIを製造しに来られていた鹿児島大学塩屋研究室のNさんに焼き肉を食べながらお話を伺いました。
溝加工を施した中に鉄筋を挿入しエポキシ樹脂接着剤で充填したひき板を用いて構成されたスギ集成材です。
鹿児島大学塩屋研究室は元々、RC構造が専門でした。ある一人の学生の「木造を研究してみませんか」と
いう一言からSAMURAIが始まりました。
当社の集成材を供給し、塩屋研究室との共同研究が始まりました。
山佐木材工場内にSAMURAI第1号となる試作棟(スパン18m)が国土交通大臣認定を取得して2014年に建設されました。
現在、当社に2棟目のSAMURAI集成材を使用した建物を建設準備中です。
今回は1棟目よりも大空間をつくる事を目的としているそうです。
普段、SAMURAIの製作工程を見ることが出来ないのでとても感動しました。
現在作られている材料が2棟目のどこに使われるのかが楽しみです。
応接室にあるSAMURAIを見ていてどのようにして鉄筋を集成材の中に入れているんだろうと思って
いましたが、今回製作中を見ることができて謎が解明されました。
Nさん貴重なお話ありがとうございました。また焼き肉食べに行きましょう。
次回はどこを指差し、どこを探訪するのかお楽しみに!
(みすず&あかね)