みすず&あかねの工場探訪シリーズが始まった頃、二人が来るのを一番(?)楽しみにしていたCLT部の西牧リーダー。自分がいる論地工場はいつ当たるのかと待っていたようです。
指差しが終わり、あみだくじになっても当たらない論地工場・・・。決して避けていた訳ではなかったのですが、、やっと今回「論地工場」の登場です。
こちらは下住工場から車で約10分の場所にあり、CLT製作の中でも、接着積層と一部仕上げの工程を担っています。
現在はCLTの工場となっておりますが、元は家具の山佐の工場でした。
プレス機械に4人、NC機械に1人 計5人がいます。
・リフターと吸い付け機
リフターに置いてある幅はぎを吸盤で吸い付けて
のり付け機に移動させます。
吸い付け機はメカトロの平野さんが作ったとのことです。
・のり付け機のノズル
今回の探訪時にはのり付け機は稼働していなかったのですが、右の写真のノズルから接着剤が出てきて材の上を移動してのりを付けます。
・プレス機械
のり付けをした幅はぎ材の上に重りを乗せてプレスをします。のりの種類によってプレスをする時間も異なります。
水性高分子-イソシアネート系接着剤 1時間
レゾルシノール・フェノール 8時間~10時間
・サンダー
材料のペーパー掛け、仕上げを行う機械。
・テノーナー
あいじゃくり加工をする機械。
・NC加工機
4辺を成形加工、仕口加工します。
論地工場にあるNC加工機はアナログ式でコードを手入力操作します。
論地工場には想像していたよりもたくさんの機械がありました。
様々な厚さのCLTパネルがあり、間近でCLTパネルを見る機会はなかったので貴重な機会でした。
西牧リーダー、案内ありがとうございました。
次回はどこを指差し、どこを探訪するのかお楽しみに!
(みすず&あかね)