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★【出張報告】欧州視察(4)いざ水の都ベネチアへ!
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本日は、この旅のご褒美、イタリアと言えば「ベネチア」。待ちに待った観光の一日です。
朝8時過ぎにホテルの前にタクシーがお出迎え・・・と?
なんか結構な高級車が?クライスラー300 SRT8 のような?でもエンブレムはランチア?
フィアットの傘下に入ったクライスラーのヨーロッパ向け仕様の300 SRT8のようです。ECOなヨーロッパにアメリカンな大排気量のエンジンがミスマッチなような?でも佇まいはドライバーのイタリャーノのカッコ良さと相まって、かなりオシャレな仕上がりに一目ぼれしてしまいます。
(後日、日本に帰ってからネット検索してみましたが、ランチア仕様のSRT8は見つけることが出来ませんでした...涙目...さらに写真を撮り忘れていたことに後悔...)
制限速度のない高速道路をビュンビュン飛ばし、見えてきました水の都。
ベネチア本島の中は車では入れないため、島の入口で車を降り、歩きまたは船で移動します。
まずは本日の宿泊ホテルにチェックインするため、水上タクシーで移動します。この水上タクシーも流石イタリア、かなりオシャレな雰囲気で運転手さんもかなりの男前。
ベネチア本島の入口から水上タクシーで20分ぐらい移動し、本日の宿泊ホテルに到着。
チェックインを済ませると、私の部屋は4人部屋が用意されており、そこを1人で使用して良いとのこと。どんな立派な部屋かと期待を膨らませ、荷物を置きに部屋に入ると、狭い部屋に2段ベッドが2つ並び占領されており、かなり身動きが取りづらい感じで、淡い期待は粉々に砕け散ってしまったのでした。
気を取り直し、早速観光開始。
先ほどの砕け散った淡い期待などすぐ吹き消してしまう程の街並みに絶えず魅了されながら、迷路のような路地をひたすら歩き続け、まずはベネチア本島一番の観光名所『サン・マルコ広場』へ。
正面にサン・マルコ寺院を見ながら、大鐘楼へ。
塔の上部にある見晴台は、360度ベネチアの街並みが見渡せる絶景スポットになっています。
ベネチアの街並みを上から眺める贅沢にため息しか出てきません。
大鐘楼を出たあと、サン・マルコ寺院、リアルト橋(カナル・グランデ運河にかかる最古の橋)、アッカデーミア橋(木造橋)、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会等を観光。
ベネチアといえばアントニオ・ヴィヴァルディということで(四季ぐらいしか聞いたことありませんが・・・というか四季すらまともに聞いたことない・・・涙)、弦楽器の博物館?も観光し、柄にもなくちょっと感動。
夕方前に一度ホテルに戻って、夕食まで自由行動ということで、私は早速お散歩タイム。
ホテルから少し南にあるジュデッカ運河沿いをひたすら西へ歩き、大型旅客船が泊まる港の方へ。運河沿いはオープンカフェ的なオシャレなお店が並び、中年男の日本人が1人で歩くには何となく場違いな雰囲気。
途中に木造の仮設テントみたいな建物を発見。よく見ると看板にCLTが使われていて、一人テンションが上がり、興奮気味で観察・写真撮影。
下にレールが付いていて、蛇腹式の折り畳みテントのようです。
小一時間ほどで港に到着。丁度大型客船が出港するタイミングで、港の隅に一人ポツンと佇む私に、甲板上から手を振る乗船客の人々、私は変な恥ずかしさにかられ、視線をそらし、帰路につきました。
その後ホテルに着くまで『将来自分もあのような船に乗れる日が来るのだろうか・・・』と考え込んでしまい、なんとなく気持ちが沈んでしまいました。(せっかくのベネチアで落ち込んでいるのも勿体ないような、むしろ贅沢な悩み)
翌朝は久しぶりに7時過ぎまで熟睡してしまい、ハッと飛び起き、イタリア最終日の朝を迎えました。
急いで着替えてベネチアの朝を堪能するべくお散歩開始。とりあえずサン・マルコ広場の方へ向かい路地を進んでいきます。かなり入り組んだ迷路のような路地を何となくの直感で歩いていると、いつの間にか袋小路に迷い込んで、私の後に付いてきたであろう別の観光客も一緒に迷子に・・・。多分英語で『行き止まりだね』的な言葉を掛けられ、私も苦笑い。やっとのことで昨日来た所とは全く別の方向からサン・マルコ広場へ到着。
散歩帰りにサンドイッチとエスプレッソで軽い朝食を取り、あっという間で最高のイタリアが終了。
昼前にベネチア本島から水上タクシーで空港へ移動し、今日はドイツへの移動日です。
ドイツへとつづく、、
(CLT部リーダー 西牧)