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★【シリーズ】CLT(Cross Laminated Timber)(52)
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CLTシンポジウム IN 鹿児島
平成30年10月19日~21日、鹿児島県民交流センターにおいて、「住まいと建築展」と「木材まつり」が同時開催されました。住まいと建築展の催し物して「CLTシンポジウム」が開催され大勢の方に来場いただきました。
私もこの建築展で4年前にお話をさせていただいたのですが、当時のテーマとしては「CLTとは?」という内容でCLTをご存知ない方に説明するといった内容だったのですが、4年も経つとテーマの内容も「CLT工法のコストダウン」などという一歩も二歩も進んだ内容での基調講演と事例を交えたパネルディスカッションが行われ、当社関係者も数名登壇され、説明をされました。
当社 稲田顧問
当社 星子課長
竹中工務店 麻生部長
山佐木材のブースです
住まいと建築展及び木材まつりの両方に、山佐木材は出展し、展示や販売を行っています。
別のコーナーで紹介されていると思いますが、大隅半島においても
同日に「木材まつり」が、催され、そちらにも出展しています。
CLT設計者向け講習会
日本CLT協会では、今年度CLTの設計入門編講習会を全国で開催しています
すでに平成30年10月4日~5日東京会場(日本CLT協会会議室)、11月6日~7日奈良会場、11月8日~9日兵庫会場、11月13日~14日宮城会場が開催されました。
次は11月26日~27日福岡会場が決まっており、その後は、北海道・岡山で開催が予定されています。
このメルマガが発信されてからでも、福岡会場・北海道会場・岡山会場の申し込みには、間に合うと思われますので、ご参加を検討されてはいかがでしょうか?
申込み方法・日程などは 協会HPを確認願います。http://clta.jp/event/
講習会の内容は下表の通りです。
上表は、福岡会場の予定表です。二日目の会場がCLTパネル工法ルート1で建設された大匠建設様の事務所をお借りして開催される為、実際の建物が見学できます。他会場での見学の有無は、各会場の予定表を確認願います。
見学以外の内容としては、CLTを初めて設計されるという設計者様を対象とした 設計入門編です。構造設計の考え方(ルート1)、材料の理解、各部設計、遮音、施工までの解説と最後にルート1での演習問題を実際に解くことで理解が、深められると思います。
またまた耐火試験の旅!
平成30年11月から再び 耐火試験の旅が始まります。
今回 11月5~6日は、山口県山陽小野田市にある 建材試験センター/西日本試験所様においてCLTに関する接合部の性能確認試験を実施しました。
また同日6日には、中央試験所様において梁の試験が実施されていますが、私は分身の術が使えないので、ともみさんとK野さんに、山佐木材として立ち会ってもらいました。
今回、私が立ち会った試験は、数年前から取り組んできた課題に対しての改良試験であり、当社1社ではなく数社で検討を重ね、1時間耐火構造向け・2時間耐火構造向けのそれぞれの仕様に関して合格の域に辿り着きました。これで最終・BESTということではなく、更に今後も改良を進めていくことになると思います。
仕様に関しては、詳細にまだお話できませんが、CLT表面温度は最高で171℃までしか上がらず、
みごと合格の内容でした。
この西日本試験所の耐火炉には、
本当にお世話になっています。
耐火試験の旅は、この後も続く予定で 11月11~12日 建材試験センター/中央試験所、
11月29~30日 再び建材試験センター/中央試験所、H31年2月25~28日は、建材試験センター/西日本試験所、H31年4月には、同中央試験所、5月には再び同西日本試験所、そして7月に同中央試験所での耐火構造の加熱試験を予定していて、昨年は、CLT床の2時間と1時間耐火構造のそれぞれ予備試験と性能評価試験を行ったのですが、それよりも回数が多いかもしれない1年になりそうです。
私の専攻は、防耐火じゃないはずなのですが・・・(笑)
九州 東海岸 物件見学の旅!
10月17日 大分大学にて構造試験が実施され見学に大分までドライブしてきました。
同行は今年入社したともみさんです。
九州には、見ごたえのある木造建築物が多くありますが、今回は大分県・宮崎県の東海岸沿いに建つ建物を見学しながら 大分から鹿屋に帰ってきました。片道約333kmまっすぐ走っても約4時間半の行程です
当社にて施工を担当させていただいた
由布市ツーリストインフォメーションセンター
写真は、ともみさん撮影
内藤廣先生による
日向市駅舎
写真は、ともみさん撮影
私の元上司であったI村氏が、宮崎で頑張られた物件の1つ サンドーム日向
写真は、ともみさん撮影
これも前述 I村氏が頑張った
木の花ドームです。
当日は、プロの2軍チームの皆さんが、練習をされていました。
このドームは、読売巨人軍の宮崎キャンプて使用されますので有名な建物です。
写真は、ともみさん撮影
おまけ 10~11月 紅葉を求めて
10月から11月の前半の出張時にちょっと寄り道して紅葉の有名スポットに立寄ってきました。ちょっとと言うには、随分という所もありましたが(笑)、せっかく近くまで行ったのだから 仕事に支障が無ければ、立寄っていくというのが、私の出張の楽しみでもあります。
10月末奥鬼怒
10月26日
日光市での仕事の後
日光市から車で1時間半、徒歩で1時間をかけて加仁湯という奥鬼怒温泉郷まで行ってきました
この周辺には、八丁の湯とかいくつかの温泉宿があるのですが、途中までしか車が入れず、宿泊客は宿のバスで送迎してくれるのですが、立寄り湯とかの客は、徒歩。
ハイキングがてらと林道を1時間かけて到着しましたが、帰りの時間もあって入浴せず(笑)
二十数年前に家族で訪れた思い出に浸って また帰りの林道を歩きました(笑)
11月7日 閑谷学校
11月5~6日 山口県での耐火試験後、途中の業務前に備前市を訪れました。
寛文十年(1670)、岡山藩主池田光政は日本で初めてとなる「庶民のための学校」を創建しました。その谷深き地の学校は閑谷学校と名付けられ、明治、大正、昭和とさまざまな分野で、現在の日本の歴史をかたち作る有能なリーダー達を輩出してきました。「庶民教育の殿堂」と言われています。
行くつもりでは無かったのですが、たまたま朝のNHKのニュースで「赤と黄の楷の木」が見ごろとやっていたのでついフラッと(笑)
結構、多くの人が来ていて、駐車場の方に聞いたところ、やはり朝のニュースを見てきて人が多かったようです。
11月10日 もみじ湖
以前は、この辺りをよく走って現場などに行っていたのですが、このダム・湖のことは知りませんでした。
箕輪ダムの建設によって、ダムの湖底に消えた村の元住民の方々が、ダム周辺にもみじの木を植えて現在のような紅葉スポットになったそうです。
ここは、観光客も多く広く知られているんだな~と きれいな紅葉を満喫してきました。
11月19日 大阪への出張を予定していて「京都の紅葉」というのも頭をよぎりましたが、その後の用の関係で断念しました。
出張が多くこんな記事を書いていますが、時間の空いた時だけで仕事が有れば行きたくても我慢はしています・・・を強調しておきます(笑)
常務取締役技術本部長 塩﨑 征男