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★新年のご挨拶 代表取締役 佐々木 幸久
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明けましておめでとうございます。本メルマガ(元旦号)を通して新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は住宅建設が久々に旺盛で、木材業界も大変多忙で好業績を上げたところが多かったように聞きました。大変結構なことだと思います。
併せて当社にとっての昨年の様子を振り返ってみることにします。新しい年を占うのに有益だと思うからです。世に言う「十大ニュース」風に上げてみることにします。他事ながらご覧下されば幸いです。
訃報としては、我が国林業の恩人とも言うべき、熊本県人吉市の泉林業社長・泉忠義氏が亡くなりました。寂しくなりました。
今年を占う 時代の転換期、激動する時代をどう生き残るか
このところの動向から、再び時代の転換期に来ていると思います。二十数年前の状況、即ち国が大型木造建築解禁に踏み切ったあの頃にダブって見えます。私はこれを、「時代は木造緩和から木造推奨へ転換した」、と表現して対処方法を社員達と共に考えてきました。(「メルマガ24号役員挨拶」参照)
二十数年前の新規事業進出の決断は、社内関係者にも多大な苦労を強いることになりましたが、同時に会社の体力強化になったと思います。
今次転換期に当たり、自分の歳を考えたとき、新規投資(借入)をすることには大きなためらいもありました。既存借入を完済し、無借金会社として次代に経営を引き継ぐ選択肢も考えられました。
一方で「チャンスの女神に後ろ髪はない」という教訓もあります。借金は残すにしても、時代に合った商品を作り、活力ある社業を残すこともまた自分の努めかもしれないと考えました。
長い時間を掛けて検討し議論してきました。どうやら見通しも固まったように思い、関係機関のご理解、ご協力も得て、新規設備投資を正式決定しました。まだ諸手続を残してはおりますが、来春から逐次着工の予定です。完成後は我が社の大きな戦力となってくれるものと期待しています。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
そしてこのメルマガとも、また1年お付き合い下さい。
皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
(代表取締役 佐々木 幸久)