山佐木材「写真部」ファンの皆様!昨年は大変お世話になりました!!
新春特別企画・写真部座談会では、写真部「今月の1枚!」を振り返りつつ、2018年を振り返ってみたいと思います。
参加メンバーは、写真部不動のエースN野さん、ダイエット中のT口田さん、安定の3年目みすずちゃん、やっぱり写真はスマホばかりのメルマガ編集長M理でお届けします。
(注)イラストはイメージです
T口田: 本当に一年が過ぎるのがあっという間ですが、一年ぶりの写真部座談会です。
ま、ま、皆さんお茶でも飲みながら。(T口田さんから温かい飲み物が配られる)
一同: ありがとうございますー
T口田: 2018年、皆様はどのような一年だったでしょうか?
ちなみに私は、腰痛があったりして、保健指導の先生のご指導のもと、久しぶりにダイエットに取り組んでおりまして、実は8月の頃からすると体重が7キロ減ったんです。
一同: えー?!7キロ!(見えない・・・)
T口田: 見えないですよね(苦笑)、でも体重的には7キロ減っているんです。7キロ減ると、背中に背負っている肉が1枚無くなった感じです。でも、これから連休じゃないですか。休みになると1日1キロぐらい増えちゃうんですよね。減らすのは何ヶ月もかかるのに、増えるのは1週間ぐらいで戻ってしまう!とか考えてしまう、そんな1年でした。
N野: 腰痛の方は大丈夫なんですか?
T口田: 痛いのは治ったんですけど、飛んだり走ったりはちょっと。歩く程度は出来るので、駐車場の一番遠い場所に停めて、歩かざるを得ない状況に持ってくようにしたりしています。
M理: N野さんは?
N野: 僕は眠い眠いの一年でした。去年に比べて現像するのが追いつかなくなってる、なかなか現像する時間がない、撮るだけ撮って何もしていない、ということも多かれ少なかれ、です。
M理: リナシティかのやの冬花火ポスターにN野さんの写真が使われましたよね。あれってどういう経緯なんですか?
N野: 自分がインスタグラムしてて、その写真を鹿屋市の青年団の方が見つけてくれて、使わせて欲しいとコンタクト取ってきて、それがポスターになったという感じです。これまでポスターは写真じゃなくて絵を使ってたみたいなんですけど、今回は地元の人の写真を使おうじゃないかということで、インスタグラムとか探してたみたいです。
M理: へー、こちらから応募してきたわけじゃなくて、向こうが連絡してきたっていうのが凄いね。
N野: 青年団の人とは、このときからちょくちょくやり取りしてます。
T口田:みすずさんはどんな1年でしたか?
みすず: ちょっとN野さんに感化されて、家にカメラがあるんですけど、それを背負って、、
一同: おお!背負って?
みすず:「バラ園」に行きました!
N野: えらい!
みすず: 撮ったんですけど、やっぱりN野さんとは全然違います・・
N野: 僕も花を撮るのは苦手なんだよね。
みすず: でもハスとか撮ってますよね。
N野: ああ、あれは何とか。バラ園はいまだにホント苦手。バラ園のフォトコンとか出してるけど、あれは絶対選ばれない・・花撮りは難しいですね。タイミングもありますし。たくさん咲いてるけど欠けてたりとか。
T口田: M理さんの1年はいかがだったでしょうか?
N野: どこか行ったりとか?
M理: 旅行は全然できなかったんですよねー、あ、でも走るようになりました。
N野: は、はしる?
M理: うちのうら銀河マラソンの5キロに出ました・・
みすず: えー!完走したんですか?
M理: しましたよ、何とか。
N野: 歩くのは出来るけど、走るのは無理だ・・
T口田: 自分は銀河マラソンはBGMのところでは参加しましたよ。
M理: あ、そうそう。準備運動の音楽はT口田さんの編集なんですよね!これで体操しましたよ。
T口田: 同級生に頼まれて。
あ、そろそろ本題に入らないと、結構まだ先があります。
T口田: それでは本題、写真部コーナーで毎月紹介してきた「今月の一枚!」から2018年を振り返っていきたいと思います!
T口田: 1月の一枚は12月に撮影した「流し撮りで撮影した戦闘機」です。これは新田原(ニュータバル)の。
M理: これは何かイベントがあるんですか?
N野: 毎年航空祭みたいのがあるんですけど、結構な規模で、あちこちから来るから人が多いです。
T口田: 躍動感とかね、迫力がありますね。
N野: 飛行機がずっと横に行くだけだから、流し撮りはやりやすいです。上下の動きがなくて横に一定方向に動くだけであれば撮れます。このときは基地内滑走路側のフェンスのところに人が並びます。 脚立をもっていってフェンスの上から撮る感じ。今年は色々なところが封鎖されて入れなくて、結局前と同じ場所で撮りました。なんか毎年天気悪いんですよね、このときも曇ってます。
T口田: 新田原のあたりにいくと、道路標識で戦闘機注意の絵がかいてあるやつがあるんですよ。
N野: へー、それは知らなかったです。
T口田: 2月の一枚は「夜のイプシロンモニュメント」、ここいつも自分が通勤する道です。
N野: ここも一応肝付町になるんだよね。
T口田: 毎日みる風景のようですけど、こうしてみると雰囲気が違って、違う場所みたいです。
N野: 誰も撮らないような撮り方をしてみたくて。
T口田: これスローシャッターで?
N野: そう、シャッター開けっ放しで、30秒ぐらいですよ。それを何枚か重ねて。
T口田: 赤いのは車のテールランプ、白いのはヘッドライトですかね。
T口田:3月は「水面に映る朝焼け空の美しさ」という1枚です。これはどちらですか?
N野: 頴娃町ですね。枕崎方面に行くときに、こっちから日の出を撮ってみようと思って。
T口田: 奥に見えているのが開聞岳?
N野: そうです。ここは囲われている潮だまりみたいなところで。
T口田: このときも、ぐるっと大隅から一晩中走り回ったの?
N野: 桜島からフェリーに乗って、そのまま南下して、指宿の方に行って。指宿に行ったら、菜の花畑と開聞岳がみられる池田湖のあたりかな、必ず寄って写真撮って、さらに枕崎の方に行って。この番所鼻という場所も写真を撮る人の中ではわりと有名な場所で、ここでロケットの打ち上げを撮る人もいるし。
T口田: 冷たい空気が伝わってくる良い写真ですね。
N野: このときは一眼カメラで撮りながら、携帯は岩場に置いてタイムラプス撮影してたんですけど、撮影終わって次の場所に移動しながら、あ!携帯!って思い出して急いで戻ったら、ずっと回しっぱなしだった。危ない目にあいました。ま、自分のミスなんですけど。
T口田: 4月は「噴煙高度4500mの爆発的噴火」という新燃岳の一枚です。3月10日撮影ってなってるね。
N野: ああ、これ3月だったのか、今年だったんですね。このときは凄かったです。撮影の人が結構集まってました。
T口田: 噴火の時って、普通の人は逃げるんだけど、こういう方々は集まってくるという。今は?
N野: 今は全然。桜島の方がすごいですかね。噴火を撮ろうとして空振りも多いですけどね。
みすず: ずっと待ってるんですか?噴火するのを。
N野: そう。垂水のあたりで噴火を待ってたりしますけど、1日張ってても全然だめだったということも多くて、ギャンブルですよ、ギャンブル。
T口田: そして5月は「山々と朝焼けのコントラスト」という一枚。これはどちらですか?
N野: 湧水町の魚野(うおの)フライトエリアです。ここは雲海を見るスポットとして有名な場所です。
T口田: 水墨画にも見えるような。
N野: よく言われます。このときは別にそこまで雲海の季節ではないときです。
T口田: まだ出る?
N野: 秋が一番出やすいです。
T口田: こういった情報はどうやって知るの?
N野: SNSやっていると自然と分かりますよ。ここは有名なので、新聞に出たりもしますし。パラグライダーが飛んだりすることでも有名です。
M理: フライトエリアってそういう意味なんだ。
T口田: 6月は「月の光に負けず輝く姫蛍」です。ああ、ヒメボタル、教えてもらったよね。
N野: パッ、パッ、パッって感じで光る。
T口田: ゲンジボタルと光り方が違うんだよね。
N野: フラッシュみたいな感じで光ります。
T口田: 鹿屋市某所、ということでね。
N野: はい、某所でお願いします。意外と鹿屋はヒメボタルがたくさんいる。肝付町とかも多分いると思いますよ。自分たちが気付かないだけで。杉林とか竹林とか、きれいに並んでいるところにいます。
T口田: 感動というのは身近なところにあるもんですね。
N野: はい(笑)
T口田:7月は「ガラスの鳥居出来ました」ということで、この場所結構有名になったんじゃない?
N野: そうなんですかね。SNSとかで広まるんでしょうね。
M理: やっぱり珍しいのかな。
N野: 他のところで見たことないですよね。ここの人が珍しいの作りたかったんじゃないかなと思ってますけど。いま鹿屋市の青年団の人とここの写真の話をしてます。
T口田: 観光名所になるんじゃない?
N野: じゅうぶん観光名所ですよ。ここには他にも鳥居がずらっと並んでいる場所もあるし。
N野:ちなみにこの写真はスローシャッターで撮ってます。
T口田: ああ、これ下は水面なんだよね。
N野: 水面がのぺーっとしているのはそのためです。
T口田: 近くに住んでいる鹿屋市民としては行ってみたいと思います。
N野: みんな行ったことないの?
一同: 無いです・・・
N野: 行ってみたらいいですよ。今どきの人はインスタバ映えとかいって写真撮ったりするんじゃないかな。
T口田: さて夏になりました。「にぎわう六月灯」です。
N野: 仕事帰りに急いで行った記憶が・・7月16日って何曜日でしたっけ。
T口田: 7月16日は・・・(カレンダーを調べる)月曜日!?平日だね。これはどこから撮ってるの?
N野: これは城山観光ホテルの広いところから撮ってます。
T口田: 望遠で?
N野: そう、望遠で。広角だと植木があるから撮りづらくて。あと脚立がないと植木があって撮りづらいかも 。県外とか海外とかからも来てますよ。渋滞とかすごくて行くの大変でした。
T口田: 鹿児島県民としては一度は行っておかないと、ですね。
N野: 平日だからなかなか行けないですよね。
T口田: 9月は「久々に綺麗に見えた桜島」です。
N野: たぶんそれまでは灰がただよって霞んでたりしてたんじゃないかなーと思います。
T口田: これは?垂水の牛根側?
N野: 海潟の方ですね。
T口田: 近いから迫力ある写真が撮れますね。
N野: 最近は灰が多くて、なかなかですね。カメラ構えれば灰が来るし。
T口田: そういえば灰対策はどうしてるの?
N野: ビニール袋をかぶせて入らないようにしています。
T口田: さて次も桜島ですね。桜島の有村展望所ですね。これはこんな感じだけど、夜なんでしょ。あ、0時20分撮影ってなってるね。
N野: そう、夜ですね。月夜だったと思いますし、鹿児島市の方は明るいから、写真撮ると明るくなるんですよ。(写真の左側の方が鹿児島市)
この日は火映でてるの分かってたから、海潟で撮ってたのをやめて、有村展望所の方から撮ってみようかなと思って。
T口田: これって火映(かえい)現象っていうの?
N野: マグマが近くまで上がってきてて、噴煙にマグマの光が反射してるから赤く見える、っていう。
T口田: ドーンと音がしたり?
N野: いや、火映のときはただ赤いだけ。
T口田: あんまり見たことないよね。あ、そうか。夜だから見えるけど昼間は分からないのかな。
N野: 昼間は絶対分からないですね。これがあると噴火しないので、ただ火映だけです。
T口田: 次は「八代の花火大会」。これは賑やかですね。
N野: 初めての熊本です。花火の規模が違います。ちゃんとした花火師たちがいるから。
T口田: 花火を競い合うやつでしたっけ。
N野: いろいろなバリエーションがあるし、花火自体もきれいだし。九州で一番ぐらいの花火大会じゃないかなと思います。
M理: ここは川?
N野: 川の中洲みたいなところで、川の向こう側が会場で、お金かかる席は向こう側にあります。僕はお金のかからないこっち側で。こっち側から見れば水面の反射がきれいに撮れます。
T口田: 今まで宮崎はあったけど、熊本は初めてだよね。
N野: 一回は見た方がいい。
T口田: 一年を通じて花火があるね。夏に限らず、冬花火があったりとか。
N野: ここの皆さん花火とか行かないでしょー、絶対行ってほしいですよ。もったいない。
みすず: めっちゃ心臓に響きませんか。
N野: いや、それがいいんじゃないですか、おばあちゃんみたいなことを(笑)
これはスターマインという花火だったと思うけど、かっこいい。一回でカラフルな小さな花火がたくさん上がるし、カメラマンが喜ぶやつです。このときは花火までの間にSLも撮れたし、面白かったですよ。
T口田: それでは最後12月、11月に撮った「嘉例川駅のイチョウ」。
N野: どこかないかな~と思って撮りに行きました。
T口田: 嘉例川駅って溝辺か。イチョウの名所はこの辺も多いよね。
N野: なかなか行くタイミングが無かったりして。千本イチョウもライトアップしか撮れなくて。
週末に天気が悪いっていうのが多くて、他にも撮りたいのがあったし、なかなかイチョウ巡りはできなったです。
このあとも、N野さんが撮った花火大会の動画を見たり、N野さんが撮ったら面白いんじゃないかという場所の話をしたりと、座談会という名の雑談は続いたのでした。
まだまだ話は尽きないのですが、今回はこの辺で!
レギュラーのメルマガ写真部コーナー用の写真も鋭意撮影中ですので、どうぞお楽しみに(^^♪
本年もよろしくお願いいたします!