山佐木材「写真部」ファンの皆様!昨年は大変お世話になりました!!
新春特別企画・写真部座談会では、写真部「今月の1枚!」を振り返りつつ、2019年を振り返ってみたいと思います。
参加メンバーは、写真部不動のエースN野さん、ダイエット成功されたT口田さん、今回初参加のM森さん、やっぱり写真はスマホばかりのメルマガ編集長M理でお届けします。
(注)イラストはイメージです
T口田: 本当に一年が過ぎるのがあっという間ですが、一年ぶりの写真部座談会です。どうぞよろしくお願いします。
M理: これ去年もやりましたねー、はやいですねー
(ある年末の17時以降、T口田さんのまわりに集まってワイワイしゃべっています。周りは仕事、、すみません・・(^^;))
T口田: N野さん、今年は鹿屋市美術展で賞を取りましたね。良い写真ですね。
N野: 湧水町の魚野フライトエリアに雲海を撮りに行ったんですけど、ちょうど目の前に老夫婦がいたので。
T口田: N野さんは景色だけじゃなくて、営みが見えてくるような写真を撮るよね。前に「JAPAN PHOTO コンテスト」(2016年春夏)でグランプリを受賞した時も、桜島の写真だったけど垂水の海潟に暮らす人の生活まで伝わるような写真だったから。景色だけじゃないから人を惹きつけるのだと思います。
M理: これは朝ですか?
N野: 朝ですよ。早朝です。雲海は前日との気温差で出たりでなかったり。雲海が見られるのは寒い期間だけなので、10月とか11月とかからですかね。一年中見られるわけではないです。
T口田: 受賞作品もう一つ。鹿屋ばら園のフォトコンテストですか?
N野: そうです。SNSのやつです。結構多くの人が応募するみたいですよ。
T口田: バラの花だけでなく太陽を使った合わせ技ですね。
N野: 光の取り入れ方とか、シルエットとか。
T口田: 電球みたいにも見えるね。
N野: 電球・・・(笑)。真ん中に思いきり主題を持ってきた構図です。
T口田: こういったフォトコンテストって、たくさん応募してるの?
N野: あちこち応募してますねー。全国のやつだったり、町だけのやつだったり。そこまで頻繁ではないけど、1シーズンに1つか2つくらいは応募しています。
T口田: それでは本題に。写真部コーナーで毎月紹介してきた「今月の一枚!」から2019年を振り返っていきたいと思います!
T口田: 1月の一枚は12月に撮影した「圧巻のバードワールド」です。本当に圧巻ですねー。ちょうど今ぐらいの時期ですねー。
N野: そうですね、今頃たくさんいるんじゃないかな。
T口田: このあたり、今頃は人の数より多いでしょうね。
N野: マナヅル、ナベヅル、ですね。
T口田: 寒いのが好きなんですかね。あれ、逆?
森: 越冬なので・・。
T口田: 暖かい場所を求めて、北にいる鳥が南下してくるわけですね。
T口田: 2月の一枚は「韓国岳山頂から望む大浪池、そして桜島」・・・
M理: 桜島?
T口田: 桜島がここにいるんですね、背後に小さく。遠いですけどね。
T口田: これは山頂から?
N野: そうです。韓国岳の山頂から。
T口田: そこに行かないと見えない景色ですねー。
N野: しんどいですけどね・・
森: 3時間くらいかかる?
N野: いや、そこまではかからないですけど、ゆっくり行けば3時間くらいですかね。
森: 入山規制とかもう大丈夫なんだっけ。
N野: 大丈夫でしたね。新燃岳とか硫黄山とかの状況によっては規制が出ますよね。
T口田: よく登ったりするの?
N野: ま、まれに(笑) 自分のコンディションによって、登れそうだったら登る感じです。
T口田: 自分は小学校6年の修学旅行のときに登ったのが最後かな。事前に先生から走っちゃダメと言われてたんですけど、あれ下りは走っちゃうんですよね(笑)
N野: 上に行けば岩だらけなので、足元は良くないですよね。
T口田: 頂上に剣みたいなのがありましたよね。
N野: あ、それは高千穂ですね。
T口田: あれ、そうだったけ。違う山だったか。これはカットですかね(笑)
森: 寒い時は大浪の池が凍りますよね。
N野: 最近は暖冬だから、なかなか凍らないですよねー。色々な景色が見られますので、是非皆さんも登って見てください!安全第一で!(^^)
T口田:3月は「両者迫力の引き合い!」という1枚。すごく動きの伝わる写真ですね。
N野: 高隈の「鉤(かぎ)引き祭」です。
M理: あー、行ったことないな~。案内看板だけは見るけど・・・
N野さん、これどこからどうやって撮ってるの?
N野: 三脚を持ってるんですけど、その一本が外せるので、一脚にして伸ばしてカメラをつけて、シャッターをリモコンにして、もう見ないで撮っています。
森: 股になった木どうしを引っかけて引き合うんですよね。
M理: あ、これ綱引きじゃなくて、木なんだ。
T口田: その瞬間すごい力がかかりそう。写真を見ると、ご高齢の方々が多そうだけど・・怪我とかしそうだよね。
M理: 何対何?
N野: 上高隈地区 対 下高隈地区。みんなお酒も入ってるしね。喧嘩とか始まったり。
T口田: 昔からの伝統行事でしょうからね、皆さん真剣ですよね。
T口田: 5月は「美しき夜の神柱公園」という一枚です。しんちゅう?
N野: かんばしら公園と読みます。都城の街中にある公園ですよ。
森: 何時くらいに撮った写真なんですか?
N野: 夜中の12時前後だと思います。特別なライトアップはないのですが、普通の街灯の明かりだけで十分明るいです。
T口田: 風流な写真ですね。お花見に良さそうですね。
N野: この橋が絵になるなと思って。
T口田: 水面に映ってきれいですよね。
T口田: そして6月は「森に漂う生きる宝石」という一枚です。姫蛍(ヒメホタル)は、最近、N野さんが同じ場所で撮ってるよね。たしか光の点滅の仕方が、ヒメホタルとゲンジボタルは違うんですよね?
N野: そう、ヒメホタルはフラッシュみたいな感じで点滅します。ゲンジボタルはゆっくり光る感じ。
森: 自分もこの場所に行ったことがありますが、普通の見物客だけでなく大きなカメラを持った方もたくさんいらっしゃいました。
N野: 南日本新聞にも載りましたしね。ホタルの里みたいな看板も出てるし。
森: 看板があったから自分も行ったので(笑)
M理: 実際見る感じとこの写真は違うの?
N野: これは何枚も写真を重ねるからね。でも肉眼で見てもイルミネーションみたいな感じ。
T口田: 7月は「怪しく光るキノコ(シイノトモシビタケ)」。そういう珍しい品種なんですかね。
N野: ほんと蛍光で、暗い中でボワーっと光ってる。発光というより蓄光って感じ。
T口田: 大きさは親指くらい?
N野: もう少し小さいかも。雨風に弱くて、すぐ笠の部分がボロボロになるみたい。
森: 場所はどのあたりなんですか?
N野: 場所はちょっと言えない、山の中です(笑)
自分も連れて行ってもらったから、よく分からないんですけどね。特定の木に生えるみたいで、椎の木だったかな。だからシイノトモシビタケって言うんだと思います。
これを撮りたいという人も多いんですけど、場所を知らないから、なかなか撮れないんです。
T口田:8月は「夏の夜賑わう照国神社の六月灯」、風物詩ですね。
N野: 毎年ですね。城山ホテルから撮っています。かなり人が多くて車を停めるのも大変です。
森: 大隅にいると、なかなか照国神社に行くことは少ないですよね。こちらだと吾平山陵とか田崎神社とかですか。
N野: もったいない!
T口田: 皆さま、ぜひ訪れてみてください(笑)
T口田: 9月は「光害のない最高の星空がここにある」、あ、これは田尻ですね。
N野: あ、詳しい(笑) 佐多の遊覧船乗り場のすぐ近くです。
森: 佐多岬の手前ですねー。この写真の左下の明かりは何ですかね。種子島?
T口田: 船じゃないですか?結構頻繁に通ってますよ。このあたり。
M理: あいかわらず行ってるんですか?佐多まで釣りに。
T口田: 行ってますよ。毎週とか・・
M理: ま、毎週?
T口田: 効率を考えると移住した方が良いんじゃないかと思うくらい(笑)。土日2日とも行ったり、1日2回行ったりとかもあるし。これもう帰らない方が、と。
N野: 釣りの成果はどうなんですか?
T口田: それがそこまででもないんですけど・・
(ここでT口田さんの釣りの動画を見て盛り上がる4人)
T口田: とにかく本当に真っ暗だからすごく星がきれいなんですよ!
全員: 詳しい!(笑)
T口田: 9月は「島津義弘公銅像と中秋の名月」です。
森: ライトアップされているんですか?
N野: いや、街灯だけです。LEDの街灯なのかな、明るすぎるくらいで僕はちょっと・・。
T口田: こんな銅像があることを、そもそも知らないよね。
N野: 銅像が格好いいと聞いて撮りに行きましたからね。
T口田: 伊集院駅といえば、N永部長の実家の近くですかね。
N永: (仕事していた手を止めて) ああ、島津義弘公の銅像ですよね。銅像は僕が子供の頃からありますよ。昔はこちら側が正面だったけど、駅が新しくなって今は裏口側になってますね。
森: 銅像っていうと、青緑色とかが多いですけど、これは白いから、ミケランジェロの彫刻のような、西洋の感じもありますね。白い銅像って日本にあんまり無いですよね。
T口田: きれいにしているから新品みたいですよね。皆様もぜひ(笑)
T口田: さて、最後の一枚は、「桜島の下の湾内に姿を見せた野生のイルカ達」です。これ溶岩道路の手前の長い橋のところから撮ったんでしょ。
N野: そう。これ確か、霧島とかで写真を撮った帰りなんですけど、いつもここを通るときは「イルカがいないかな~」と見ながら通ってるんですよ。そしたら本当にいて、おおヤバい(笑)と車を降りて、橋に歩いて行って橋の上から撮りました。
森: これ橋の上から撮れてるところが、すごいな、N野さん持ってるな、と思いました。普通は船に乗って見に行ったりしないと見れないですよね。しかも5~6頭いますよね。
N野: これこの写真には5~6頭ですけど、他にもいて、全部で13頭はいました。小さな子供も2頭はいましたよ。僕もこんなに多く見たのは初めてです。
T口田: 写真はシャッターチャンスを逃さないというのも重要ですね。
N野: 鹿児島の人は錦江湾にイルカがいるのは知ってるけど、実際に見た人は少ないかもですね。
T口田: 他にも色々撮ってるよねー。
M理: メルマガの配信を5月と12月をお休みした都合で、今月の一枚が10枚になってますけど、N野さんは本当にたくさん撮ってますから!!
T口田: 鹿屋市の冬花火のポスター、今年もN野さんの写真が使われてますしね。
N野: あれは鹿屋市から依頼されているので。ポスターを会社にも貼っていただいたおかげで、会社の人も何人か来てくれましたよ。宣伝の効果がありました(笑)
T口田: 今後撮りたいものは?
N野: 桜島の火山雷は撮りたいです。撮りには行ってるんですけどね、なかなか(笑)
あとはやっぱり現像する時間が無い!
M理: 休みの日は撮影に行っちゃうもんね。
N野: そう、だから現像は平日の夜にするんだけど、疲れて寝ちゃうからねー。
まだまだ話は尽きないのですが、今回はこの辺で!
レギュラーのメルマガ写真部コーナー用の写真も鋭意撮影中ですので、どうぞお楽しみに(^^♪
本年もよろしくお願いいたします!