山佐木材「写真部」ファンの皆様!昨年は大変お世話になりました!!
新春特別企画・写真部座談会では、写真部「今月の1枚!」を振り返りつつ、2020年を振り返ってみたいと思います。
参加メンバーは、写真部不動のエースN野さん、T口田さん、M森さん、やっぱり写真はスマホばかりのメルマガ編集長M理でお届けします。
(注)イラストはイメージです
T口田: 本当に一年が過ぎるのがあっという間ですが、一年ぶりの写真部座談会です。どうぞよろしくお願いします。
M理: これ去年もやりましたねー、はやいですねー
(ある年末の17時以降、ソーシャルディスタンスを保ちつつT口田さんのまわりでワイワイしゃべっています。周りは仕事、、すみません・・(^^;))
T口田: N野さん、2020年も鹿屋市美術展で賞を取りましたね。この写真はどこだろう?鹿屋市美術展だから、鹿屋で撮影したの?
N野: 自宅の近くなんですけど、結構全体を広く見渡せるので。
T口田:何月くらいの写真?
N野:雷が頻繁に見られたときだから、6月頃ですかね。
T口田:今年は雷が多かったですよね~。迫力のある写真です。
N野:自分の場合、雷の音がすると、急いで出ろ!みたいな感じになってしまって・・(;^_^A
T口田:シャッターチャンスを逃さない!と・・安全には十分気をつけて、これからも良い写真を撮っていただきたいです。
N野:はい。今年もあるんですけど、まだ出してないですね・・・
M理:時期的には今ごろ応募するんですか?
N野:そうなんです。年末に写真を用意して、1月に搬入です。
M理:鹿屋のリナシティで展示されたり表彰式があったりするんですよね。
N野:はい(準備しないと・・(;^_^A)
T口田: それでは本題に。写真部コーナーで毎月紹介してきた「今月の一枚!」から2020年を振り返っていきたいと思います!
T口田: 1月の一枚は12月に撮影した「フルカラーのレーザー」です。これ確かポスターとかにも選ばれてますよね。
N野: そうですね、鹿屋の人から頼まれて。
M森:今はこんなイベントごとはやってないでしょうね。。
N野:限定的なものだけやってるみたいです。一般には公開せずに、とか。
M理:じゃあこのリナシティのやつも今年はやらないんですね~
N野:そうですね、やらないですね。
T口田: 結構人が集まりますからね。
M理:しょうがないですけど、寂しいですね。
T口田:このイベントも年々華やかになっていってたところだったよね。レーザーの色も増やしたとか。
N野:ああ、そうみたいです。
M森:これって露出の時間とかどうしてるの?
N野:レーザーって、パッ、パッ、パッと撮らないといけないんです。長くシャッターを上げていると、いっぱいになってしまうので。1秒あるか2秒無いくらいです。
T口田:やっぱり大量に撮るの?
N野:そうです。かなり大量に撮ってます(笑)
T口田:じゃあその中から厳選された一枚なんですね!はやくまたこういった華やかな催しが出来るようになるといいですね。
(2月号の一枚は冒頭に紹介した鹿屋市美術展の一枚でしたので、座談会用には元旦の写真を選んでみました)
T口田:桜島を望む風景ですね。
M森:これはどこから?霧島?
N野:これは惣陣が丘じゃないかな。牧之原の、つつじで「フクヤマ」って花文字が書いてあるところの上って言えばいいですかね。
M森:自分は上野原のテクノパークの先の展望台に行くんですけど、そこからの桜島と画角が似ています。
M理:良い感じに撮れていますね。
M森:ちょうど雲海が出て・・
N野:いや、雲海じゃないです。海なんですけど、けあらしとかでそう見えるんですかね。
M理: 撮影日が全て1月1日になっている写真を集めてみたんです。N野さんが、この日どういう動きをしたのかなと思って。
N野: 柏原海岸で日の出を撮って、桜島の夕陽を撮りに行って、西に太陽が沈むのを撮ってから、開聞岳の方へ行って、暗い1枚は開聞岳と月です。
T口田:ああ、これ月なんだ。これも桜島かと思った。
M理:この桜島のビームみたいな写真は?
N野:夕陽をずっと10秒間隔で撮って、それを繋げたものです。フィルターをつけているので、同じ太陽の写真を撮って繋げられるんです。フィルターがないと10秒も撮っていたら真っ白になっちゃうので。こういう面白い撮り方もしてみました。
T口田:元旦から走り回ってますね。
T口田:3月は「美しき羽ばたきのメジロ」という1枚です。
T口田:メジロの羽が素晴らしいですね。躍動感というか。
N野:来年はもっと良い写真が撮れる予感がします!
M理:(N野さんが新調したカメラを見て)そのカメラで、ですよね!
N野:はい(得意げ)
M理:だいぶ良い感じ?
N野:はい!めちゃくちゃ追ってくれます。
M森:2月に撮影しているけど、これは桜?
N野:だいぶ早咲きの桜みたいですね。
M理:きれいですね~
T口田:春らしい一枚ですね!
T口田: 4月は「鳥居とだるま朝陽」という一枚です。鳥居のちょうど真ん中に太陽がね。だるまみたいにひょっこりと。
M森:このとき3月ですけど、このあたりまでですよね、県外に撮影に行っていたの。
N野:そうですね。このときはまだ何も言われてなかったですね。
M森:このあと緊急事態宣言が出たんですよね。県外移動自粛になって、撮影も鹿児島県内になりましたね。
T口田:確かこの写真、結構ねばって角度とか計算して撮ったんでしたよね。
N野:そうそう、日の出が分かるアプリがあって、この時期は太陽がどの方向に見えるか確認できるんです。 障害物がなければ地平線から太陽が昇るのが見えますから。
T口田:あ、そういうのがあるんだ。
N野:この日は絶対雲が出ないっていうのも調べていて、分かっていたから撮りに行ったんです。
M森:雲があったら台無しだもんね。
N野:ま、その予想もたまに外れるんですけど、信じて行ってみました。
T口田: そして5月配信は「真上から見る芝桜」という一枚です。これは鹿屋市の霧島ヶ丘公園ということで、段々と行動が制限されてきた頃ですかね。でもこの写真、絵画みたいというか、イラストっぽいというか、デザインみたいな感じがします。色彩が映える撮り方で、背景がダークで、花がショッキングピンクで浮き立つような。
森:これパソコンの壁紙とかにあってもおかしくないよね。
N野:言われてみればそんな感じですね。
T口田: 6月配信は「カラーとゲンジボタル」という一枚です。
M森:この写真を見た時、カラーって何?って思ったんですよ。花の名前なんですよね。
N野:そうですね、この白い花です。
T口田:このころは鹿屋とか垂水とか近場で撮っていますね。
M森:きっとかなり水がきれいな場所なんでしょうね。
T口田:ホタルはあれですよね、ゲンジボタルとヒメボタルがあるんですよね。この写真はゲンジボタルですよね。
N野:そうです。ゲンジボタルはボワーッと光っていて水辺にいます。ヒメボタルはスギ林とかの草むらにいて、パッ、パッと短く光ります。
T口田:ゲンジボタルの方が多いの?
N野:どうなんですかね、鹿屋では意外とヒメボタルも多いと思います。自分が見たところは、ずっと遠くの方までピカピカまで光っていたから、どれだけいるんだろうかと。
T口田:7月配信は6月に撮影した一枚「夜光虫のいる海の姿」です。
N野:こんなの初めてでしたね。テンション上がりますよ。これ見たら。
M森:確かにすごいですね。肉眼で見たらこの何掛けくらい?
N野:いや、青く光っているのはすぐ分かるんですよ。道路を走っているときに海を見たら、青白く光っているのが見えて。夜光虫だ!って。
M理:青く見えるの?
N野:ほんと青いです。
M理:夜光虫って、何ですか?虫??
N野:プランクトンですよね。波のザバーンっていう衝撃で光るみたいです。
M理:この時期だけのもの?
N野:夏場でしょうね~
T口田:海水温が上がってプランクトンが増えるんでしょうね。
N野:条件が色々あるんでしょうけど。
T口田:自分もここまでじゃないですが、見たことあります。明るいときに見ると茶色くて、赤潮ってやつで。環境的にはあまり良くないという感じです。
T口田: 次は7月21日に撮影した「夜空のネオワイズ彗星」、ネオワイズ彗星が接近するって当時話題になりましたよね。
N野:肉眼でも、うっすら見えますよ。
M森:ほうき星はやっぱり違うね。迫力があるね。
N野:彗星って、ずっとこの形で見えてますからね。流星とかは一瞬ですけど。何て言ったらいいか、天の川とか星座みたいに同じ場所にこの形で見えてるんです。
T口田: 9月は「サンフラワー」という一枚。夏らしい一枚ですね。高隈ですね。
N野:岡本産業さんの新しい事務所があるところです。
M森:この月はN野さんが一枚を決めきれなくて、この一枚は私が選びました!
M理:今月の一枚ってN野さんが選んでるわけじゃないんだ。
N野:はい、自分が選ぶ時もありますが、悩むときは選んでくださいっていうときもあります。あ、これが選ばれたんだ、って感じのときもあります。
M森:もう一枚候補があって、流星群の写真とこれと迷ったんですよね。その前の月が彗星だったので、違う方が良いかなと。
M森:そういえばN野さんはドローンはしないの?
N野:ドローンも良いんでしょうけど、色々と許可を取らないといけないとかありますよね。
M森:確か重さによるんですよね。でも高さをかせげるのは魅力ですよね。
N野:そうですね、自分で楽しむ分には良いのでしょうけど、人に迷惑をかけてしまうのがちょっと。たまにマナーが守られていないドローンに遭遇することがあるので・・
T口田:マナーは守らないといけませんよね。
T口田: さて、最後は「悠久の森に降り注ぐ光」という一枚です。
N野:あ、これはT口田さんが選んでくれたやつ。
T口田:幻想的だったのが、すごく目を引いて、最初に目に留まったのがこの写真だったんです。N野さんの写真は癒しみたいな回復する系で、いつも癒されるんですけど。特にこれは神々しくて癒されました。いいですよね(しみじみ)
M森:配信の都合ですけど、11月配信が8~9月に撮った写真だったから、同じコーナーに「台風」の写真もあったんですよね。
M理:10月号が配信休みになったので、ちょっと季節がずれちゃったんですよね。
T口田:台風もいくつか来ましたけど、実際こっちには来なくて良かったですよね。体験したことの無いクラスが来るみたいな予報でしたけど。
M森:でも会社は1日停電でしたよね。
T口田: メルマガの配信を10月と12月をお休みした都合で、今月の一枚!としてご紹介したのは10枚でした。 今年は新型コロナウィルスの影響でイベントが無くなったり、規模が縮小されたりで、撮影できなかったものも多かったのではないですか?
N野:そうですね、花火大会も無かったですし。
T口田:熊本の人吉の花火大会とかね。遠征して地域の風物詩を撮影していたけど、今年はあまりね。
N野:おはら祭も2時間とか短い時間で開催されたみたいですね。
M森:鹿児島マラソンも無かったですよね。あれが3月でしたね。
T口田:これから撮りたいものは?
N野:色々ありますね。山に登って雲海は撮りたいし。今年は10~11月に結構山登りしてたんです。高千野峰をようやく登頂成功したし。韓国岳にも登ったし。
T口田:なんか日焼けしてるよね。
N野:え、そうですか。高千穂って何回か行ってるんですけど上りがきつくて、これまで途中で足がパンパンになって頂上まで行けなかったんです。これ持って登りますからね(大きなリュックをM理に渡す)
M理:重っっ!!これはムリ!
N野:カメラ2台とレンズが数種類入ってます。これに三脚が加わるのでさらに重い…(-_-;)
M森:結構紅葉してますね!
N野:えびの高原の池巡りコースを歩きました。
M森:大浪池とか?
N野:いや、そっちではなくて、六観音御池とか不動池とかの方です。ここはそこまで起伏も無いので、老若男女、歩いて回れますよ。
M森:これはどこですか?
N野:「白鳥神社」です。えびの高原に下から上っていく途中にあります。
M森:これとか良い雰囲気ですね。神社でしょうけど、ちょっと京都のお寺みたいです。
N野:確かにそんな感じですね。待合室みたいなところのガラスに反射しているんです。
M森:とても好きな写真です。
M理:白鳥神社・・(スマホで調べて)、ヤマトタケルが白鳥になってここに神社を建てるように言ったみたいですよ。(だいぶ省略)
N野:あ、そうなんですか!
N野:撮りたいものがたくさんあって(;^_^A カメラも新しくなりましたしね!
(一同)N野さんの新しいカメラを見せてもらう
N野:オートフォーカスの性能が良いんです。自動で合わせてくれるんですけど、M理さん、これでT口田さんを見てみてください。
M理:おお、もう合った!!
N野:人を見て勝手にピントを合わせてくれます。
T口田:おお、すでにピントが合っている!すごいな!!
N野:これまでは一眼だったんですけど、これはミラーレスだから撮った写真をこの中で確認できるんですよ。これまでも液晶モニターでは確認できてたんですけど明るい外だと良く分からなくて。ほら、こんな感じです。
M理:(新しいカメラの中をのぞかせてもらう)おお!すごい!!
N野:この▶ボタンを押すと次の写真も見れますよ!
M理:おお!
N野:カメラもミラーレスに移行しつつありますね。
M森:自分の時代だとアルファ7とかなんですけど、本体の厚さが1.5倍とか倍くらいありましたよ。レンズとフィルムがありましたしね。
N野:スマホで動画も結構撮ってるんですよ。葉が落ちてくる様子とか。
M理:(動画を見せてもらいながら)おお、良い感じで舞ってますね。
M森:来年はこのコーナーで動画も紹介してみましょうか!
まだまだ話は尽きないのですが、今回はこの辺で!
レギュラーのメルマガ写真部コーナー用の写真も鋭意撮影中ですので、どうぞお楽しみに(^^♪
本年もよろしくお願いいたします!