M田ぶらり旅「錦江湾岸 垂水市 野菜たっぷりインドネシアランチ」

第37回 垂水市「錦江湾岸 野菜たっぷりインドネシアランチ」

 国道220号を、穏やかな錦江湾を左手に見ながらドライブしてみよう。

 「まさかり交差点」から垂水市を縦断して霧島市に至る一本道だ。海の向こうには薩摩富士と呼ばれる開聞岳が秀麗なシルエットを浮かべている。そのふもとに指宿温泉の白い湯けむりが見えているのも楽しい。正面に目を移すと桜島がときには静かに、ときには高い噴煙を上げるどっしりとしたその山体を見せてくれる。右には鹿屋市と垂水市にまたがってそびえる高隈山系の主峰標高1,237mの大箆柄岳(おおのがらだけ)と従える峰々が蒼く、屏風のように立っている。

 2月を目前にしたこの時季、肝付や鹿屋ではまだ一分咲きの梅が、海沿いのこの道では満開の花を咲かせている。そして、ブーゲンビリアが庭先を紫に飾っている家もある。霜の少ない温かい気候のなせるわざだろう。

 そんな垂水にいい感じのお店がある。

 

 

§1.野菜たっぷりインドネシアランチ B‘

 まさかり交差点から2km弱市街地方向に北上すると垂水市立新城小学校がある。その手前に「B‘」という食堂が民家の立ち並ぶ通りにある。その中の古民家を利用した店なので見落としてしまいそうになるから、道路右側の壁に掛けられているオレンジ色の看板に注意しておいた方がいい。30mさきの駐車場にも登り旗が立っている。

 

 

 5~6台ほどは十分停まれる広さの駐車場から、先ほどの看板までもどって、筋をはいったお家が「B‘」。女将さんが鹿児島の店を閉じ、実家をリニューアルして始められた食堂だ。玄関からは、額縁に入れたように、あの大箆柄岳がよく見えている。框をあがると右に客室が設けられていて、6人掛けの木製テーブルが2つ置いてある。このテーブルは昔、与次郎の「家具のY」で購入して以来ずっと大事に使っているのだと女将さんは懐かしそうに話してくれた。(ありがとうございます。笑。)

 

 

 さて、メニュー表には、見たことのない面白い料理が並んでいる。サラダプレートのスタミナサラダが気になるところだが、インドネシア料理なるものを食べたことがないことと、昨年11月末から弊社にもインドネシアから二人の外国人技能実習生が来てくれていることもあるので、中段に書かれたナシゴレンをチョイス。

 

 

 独特のスパイスを効かせた焼飯(ナシゴレン)に目玉焼きをトッピング、シャキシャキのサラダとインゲンの炒め物がたっぷりと盛り付けられた大皿がでてきた。サンバル(赤トウガラシとニンニクのペースト)も添えてある。はじめての味だったが、好みの取りそろえに辛味で少し汗ばみながらも、あっという間に完食してしまったことは言うまでもない。

 聞けば、30年前からバリ島に移住している妹さんから食材を送ってもらえるし、女将さんもしょっちゅうインドネシアを訪れているので、あちらの料理もお手の物とか。客室の飾り棚では、かの国の伝統的な織物(イカット)や手編みの籠なども陳列、販売されている。

 帰り際に、実習生への応援プレゼントもいただいた。ありがとうございました。二人ともとても喜んでいたそうですよ。

 ご馳走様でした。次はあのミーアヤムにします。

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B‘:垂水市新城3621-1 ℡080-8557-1595

  営業時間 11:00~14:30  夜要予約18:00~21:00 (ただし金、土は予約不要)

  定休日 日曜日、月曜日

  (instagram) https://www.instagram.com/bdash.jp/

  教えてくれた人:K田さん(鹿屋市出身)

 

(M田)

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コメント: 4
  • #1

    徳田 新之助 (木曜日, 05 2月 2026 14:11)

    インドネシア料理、、、そういえば、食べたことありません
    この記事を見てとてもおいしそうで、お腹が空いてきました
    ドライブ先リストに加えたいと思います�

  • #2

    永吉です。 (木曜日, 05 2月 2026 16:06)

    リーズナブルで量もあり、美味しそうですね。最近、タイやベトナム料理にはまっているので是非一度行きたいです。今度垂水の薩摩ボタンを見に行く時に食べに行きたいです。

  • #3

    けんぞう (木曜日, 05 2月 2026 20:47)

    インドネシア料理、未体験ゾーンでした�
    写真も文章もおいしそうで一気に興味わきました!こういう異国のごはん、いいですね〜�

  • #4

    しよ (水曜日, 18 2月 2026 17:27)

    実は最近サンバルを手に入れました。
    とある飲み屋に、インドネシア出身の若者が手作りのそれを納品したのですが、ビンに入ったそれを見た途端、母が同じようなものを作っていたのを思い出して、僕も注文したのです。
    当時はよく味噌汁に入れてました。
    懐かしさとこのプログのタイミングに感謝します。