「四季ゆたか きらめく雲仙 ゆめみらい」、長崎県雲仙市小浜は島原半島西部に位置する温泉で有名な歴史ある町です。今回ここに完成した恵燈保育園は、子供達がのびのびと遊んだり、学んだりするには、開放的で親しみの持てる平面計画と、木の特性を活かした魅力的な空間作りが重要であるとの認識のもとに木造で建てられました。
一番の注目ポイントは天井を覆う巨大なネットで、子供達が思い切り遊べるようにとの配慮から実現。がっしりと組まれた集成材の柱がその子供達を見守ります。木材を多用したことで屋内にいてもいつでも自然が感じられるような環境が出来上がりました。
建物の外観も木材を組み込んで森をイメージ。採光を自然に取り入れてた明るい室内は、雨の日も元気な子供達の声が響いています。